2022年12月30日金曜日

「桂三輝大阪凱旋公演」(12/30)

六代桂文枝門下で、カナダ人落語家の桂三輝(サンシャイン)さんが久しぶりに大阪公演を行います。今回はゲストに三遊亭好楽門下のスウェーデン人落語家の三遊亭好青年さんが参加。世界初の外人落語家二人会となります。 

「桂三輝大阪凱旋公演~落語は世界だ エピソード1~」

12/30(
) 開演=14:00

料金=3000

会場=大阪・梅田呉服座「桂三輝大阪凱旋公演」(12/30)

 (大阪市北区太融寺町817 プラザ梅田ビル5F

  http://gofukuza.com/umeda.html

出演=三輝 ゲスト=三遊亭好青年

チケット=Peatix https://cyber-jp20221230.peatix.com
 
    梅田呉服座窓口

問合せ=呉服座:06-6367-0529      

 メール info@cyber-jp.com

公演HP https://cyber-jp.my.canva.site/20221230




2022年11月19日土曜日

「桂文枝・笑福亭鶴瓶ふたり会」

 毎年恒例の「桂文枝・笑福亭鶴瓶ふたり会」が今年は1211日に、池田市民文化会館アゼリアホールで開催されます。チケットは落語みゅーじあむで販売中です。お席は残り少なくなっています。池田でしか見られない豪華競演をお見逃しなく!

 


「桂文枝・笑福亭鶴瓶ふたり会」

12/11() 開演=16:30 

料金=前4500 当5000(全指)

 ※前売り券が完売の場合、当日券の販売はなし

http://www.kamigatadairakugosai.com/dairakugokai.html

会場=池田市民文化会館アゼリアホール(阪急「石橋阪大前」)

  https://azaleanet.or.jp/access/

出演=文枝/鶴瓶

問い合わせ・申込=落語みゅーじあむ:072-753-4440

https://www.ikedashi-kanko.jp/spot/recommend-spot04

2022年11月16日水曜日

《訃報》 林家市楼さん(42歳)

林家市楼(本名・鹿田圭人<しかた・よしと>)さんが、

1114日に心臓疾患のため逝去されました。42歳でした。



市楼さんは1980413日生まれ、大阪市出身。

200112月に父である四代目林家染語樓さんに入門し、「市楼」。

祖父は故・三代目林家染語樓、父は故・四代目林家染語樓。

 

古典や新作落語のほか、三代目染語樓作で、四代目染語樓も得意としていた

新作落語「食堂野球」や「青空散髪」、「市民税」ほかも演じていました。

また、上方落語家バンド「ヒロポンズ・ハイ」でベースを担当し、

「彦八まつり」などにも出演していました。

四代目林家染丸師匠のご意思により、市楼さんに五代目林家染語楼が追贈されます。


通夜・告別式は、下記の通り執り行われます。

<通夜・告別式日時>

通夜  1118() 午後6時より

告別式 1119() 正午より

<会場> 今川福祉会館

(近鉄南大阪線「今川」駅から約6分、

メトロ谷町線「駒川中野」駅から約8分) 

大阪市東住吉区今川4丁目23−7

電話 06-6703-4263

http://www.sakai-saijou.com/hall_17.html

 

ご冥福をお祈りいたします。


2022年10月22日土曜日

「染二襲名25周年 林家染二独演会2022」

1997年に、師匠・四代目林家染丸の前名を三代目として襲名した林家染二が、今年襲名25周年を迎えるのを記念して、大阪で1022日に昼夜で、東京で1028日に独演会を開催する。(大阪公演は完売)


 染二は1984年に四代目染丸(当時は染二)に入門。染丸門下の筆頭弟子として一門を率い、意欲的に各地で自身の会を開催するなど着実な歩みを続けてきた。これまでに2度の文化庁芸術祭優秀賞、令和2年度の文化庁芸術祭大賞など多くの受賞歴を持つ。

22日の大阪公演の昼の部は「林家の系譜」をテーマに、染二はハメモノ入りの二席、「蛸芝居」と「立ち切れ線香」を演じる。芝居噺の「蛸芝居」は染丸の十八番の一席で、染二が自身の襲名の披露目の時に演じた思い出深い噺。染二独自の解釈と演出を加えた「立ち切れ線香」は2度目の文化庁芸術祭優秀賞の受賞演目だ。ゲストには師匠・染丸の盟友である月亭八方が出演。口上も行われる。 

夜の部のテーマは「染二の軌跡と未来」。これまで東京ネタを大阪版にして演じることにも取り組んできた染二が東京の「木乃伊取り」と「不孝者」を合わせた趣向の「茶屋迎え」に独自の演出を加え、心温まる熟年の恋物語として演じる。もう一席は「御神酒徳利」。元は上方落語だが、現在は東京の人気演目として知られるこの噺にハメモノを入れて盛り上げる。「後進との共進」を「未来」に見据え、「後輩に負けないように、後輩を引き上げられるように自分もなっていく」(染二)という思いから、現在、染二が注目している笑福亭鉄瓶と桂二葉が登場する。ゲストは笑福亭鶴瓶。

 


写真提供=SOMEJ​I

1028日の東京公演では、普段は舞台袖で演奏する三味線や太鼓、笛などの鳴り物のお囃子を舞台上に並べ、様々な場面で演奏される鳴り物の実演紹介を行う。また、お囃子が舞台上に並ぶ状態で、染二がハメモノの多く入る「軽業講釈」を演じる。トリには演じ手が少ない、障子への曲書きを交えた「天神山~障子曲書き~」を披露する。

<東京公演> 

10/28(金) 開演=18:30

金=3500円(全席指定)

会場=日本橋社会教育会館(都営浅草線「人形町」駅A6出口5分)

<オープニングトーク> 染二[そ噺」

 桂しん吉「遊山船」

<寄席囃子上方風流> 染二/しん吉/桂優々/はやしや律子

染二「軽業講釈」

  中入り

染二「天神山~障子曲書き~」

お問い合せ=​SOMEJ​I:06-7850-8848

 


                 写真提供=SOMEJ​I

「上方の林家を背負う責任は重いです。今から15年、トップギアで頑張りたいです」


2022年10月13日木曜日

桂壱之輔が二代目桂春之輔を襲名

  四代目桂春団治門下の筆頭弟子の桂壱之輔さんが師匠の前名である「桂春之輔」を二代目として襲名することが発表されました。

発表会見で壱之輔さんは「(名前を)継ぐ以上は(その名を)小さくするわけにはいかない。継ぐ以上の使命と思っています。落語そのもので評価される噺家になっていかないといけないと思いますし、世間の人にもっと知ってもらえるようにならないといけない」と意気込みを語りました。

 


襲名披露興行は来年55日、大阪の国立文楽劇場を皮切りに、東京や名古屋など全国10か所で開催する予定です。

 


桂壱之輔 1978年生まれ、大阪市東成区出身。

     199612月に入門し、壱之輔

2022年10月8日土曜日

「特染落語会」(10/8)

近年は一門会などを意欲的に手掛けてきた林家そめすけが、9月に神戸新開地・喜楽館、10月に天満天神繁昌亭の2か所で企画したのが「特染落語会」だ。多くのプロデュース公演を開催している笑福亭たまのサポートを受け、中堅やベテラン勢が前に出て、若手の落語家がトリをつとめる形で、漫才やマジックなども交え、バラエティに富んだ番組構成にした。また、師匠・四代目林家染丸が育てたお囃子の弟子の三味線方が二丁三味線で会を盛り上げる。そめすけは全公演に出演。「若い時にやったネタなど、初心に返って今一度、個人的に勉強したい」と語る。また、「流れ的には一つの(落語の)ブームと思っていて。落語もいい意味で変わっていく。若い方で(落語を)染め変えられるんじゃないか」と期待を寄せる。毎公演、現在、療養中の師匠・染丸の秘蔵映像を上映。配信も行われる。

https://www.hanjotei.jp/

 


繁昌亭の3公演のオンライン通し券の販売は1010日の2359まで。(アーカイブ公開終了は10152359まで)  https://peatix.com/event/3265155/view

2022年9月9日金曜日

「サテライト繁昌亭」(9/9~9/11)

本日9日から11日までは「サテライト繁昌亭」と称して、天神橋2丁目のりそな銀行前に特設ブースを設置。物販などが行われています。繁昌亭ブースには落語家も登場。「時うどん」などの落語にちなんだ羊羹3(500)や繁昌亭のグッズ、大阪物産などが販売されているほか、落語家が代わりにガチャを回す「落語家に運命を託す? みやげガチャ」(500)も登場。また、設営された高座で写真を撮影することができるフォトスポットもあります。

https://www.hanjotei.jp/kawaraban/32894/

 

                  桂福丸さん





「サテライト繁昌亭」 11時~18

9/9() 13時~16時 桂治門による「絵」の販売


9/10() 11時~16時 桂文五郎による「苔玉」販売



「天満天神繁昌亭 大誕生祭」(9/1~9/28)

 9月は、天満天神繁昌亭の開席16周年を祝う「天満天神繁昌亭 大誕生祭」が開催されています。91日から28日までの繁昌亭昼席は日替わりのメンバーが出演。91日以降は昼席の開演時間が午後1時半に、出演者は色物も含め、連日10組に変更されています。

15日から18日の夜席は連日企画公演が開催されます。https://www.hanjotei.jp/

 


また、これまで週に2回だった配信が91日から全昼席の配信となり、1か月間のアーカイブ映像を月額4980円で視聴できる「見放題プラン」がスタートしました。(一部、視聴できない出演者もおられます)

https://www.hanjotei.jp/kawaraban/31290/

2022年8月17日水曜日

「発掘カイシ!特別総集編」(8月17日)

演じ手がいなくなり、チラシや番付などに残る題名だけを頼りに落語作家の小佐田定雄が一席の落語として台本化し、毎回、桂かい枝が初演で挑む企画「発掘カイシ!」。20175月に初めて開催し、今年2月で10回目を迎えたこの会でこれまでに10作品が生まれた。その中から選りすぐりの4作品を選び、かい枝ら4名の落語家が披露する「特別総集編」が817日に開催される。


2015年に亡くなった人間国宝の桂米朝は演じ手がいなくなり、埋もれてしまった落語を「古墳落語」と呼んだ。「タイトルをイメージし、当時の時代背景などを考慮した上で復活させる。埋もれたものを発掘することから『発掘カイシ!』というタイトルになりました」とかい枝。この会は芸能史研究家の前田憲司が所蔵する膨大で貴重な資料の中から、毎回前田が5つの題を選び、その中から観客の拍手で次回に演じられるネタのタイトルを決める形で回を重ねてきた。前田は「元々は、演題はなかったはず。寄席という形の中で(ネタを)区別するためにタイトルが後からできた。読み方すらわからないのもあるが、こうやって一つのネタにしていただいた」と感謝を述べ、毎回、できあがった噺を初めて聴き、「日の目を見ることがなかったものがこういう形で今の落語家さんが演じてくくれるのは嬉しい」と喜ぶ。

これまでに復活させた噺は小佐田が、かい枝用に「オーダーメイド」で作ってきたため、今回は「すべて、その人の色をプラスして書き直した改訂版にしました」と小佐田。「電車掌」のみかい枝が演じ、大阪・船場の恋物語「屁草最中」を笑福亭喬介が、文楽の人形遣いが主人公の「桐竹七兵衛」を林家染左、芝居噺の「家内芝居」を桂吉弥が演じるバラエティに富んだラインナップとなっている。

「落語は受け継がれてきたもので、いろんな方がいろんなアイデアを入れ、よりおもしろくなるもの。それぞれの演者さんが工夫してどんどん噺を盛り上げていっていただいて、いずれ気づかないうちに『古典落語』になってもおもしろいなと思います」(かい枝)

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「発掘カイシ!特別総集編」

8/17()  開演=18:30

会場=天満天神繁昌亭

料金=前3000 当3500 

出演=〈発掘トーク〉小佐田定雄・前田憲司/喬介「屁草最中」

  /染左「桐竹七兵衛」/かい枝「電車掌」/吉弥「家内芝居」(出演順)

問い合わせ=三栄企画:06-6631-0659 

2022年8月15日月曜日

「なみはや講談フェスティバル」開催

三代目旭堂南陵の直弟子を中心に2018年に発足した「なみはや講談協会」が神戸新開地・喜楽館を舞台に8月と9月に5日間で計10公演を行う「なみはや講談フェスティバル」を開催します。

「なみはや講談フェスティバル」は協会発足以来、最大の企画として昨年12月に初開催し、今回が2回目。前回は講談中心の公演でしたが、今回は毎回ベテランと若手計2名の上方の落語家も出演する講談と落語の競演会となります。会見で旭堂南鱗会長は「去年は講談だけで、60席やったんですが、誰一人(ネタが)かぶらなかったんです。うちの協会の底力を見れたなと思いました。今回は噺家さんに負けないように気合いを入れて頑張っていきたいと思っています!」と意気込みを語りました。

 「なみはや講談協会」には三代目旭堂南陵の直弟子の南鱗、南北、南華、南海、南湖の5名と孫弟子の鱗林、一海の2名の計7名が所属。フェティバルでは前座の一海をのぞく6名が日替わりの順で出演し、交代でトリをつとめます。815日と16日の夜席は「怪談特集」を企画。また、各公演ともトリは事前にネタ出しをしています。

 

前列左から南海、南鱗、南華

後列左から制作協力の笑福亭たま、南湖、一海

(南北、鱗林は会見に欠席)


 南鱗がネタ出しをしているのは「幸助餅」(9/3・朝席)と「善悪二筋道」(9/11・夜席)。「『善悪二筋道』はうちの師匠のネタで一番好きなネタ。入ってからやりたかったのですが、20年できませんでした。なんぼやっても師匠の足元にも及ばないなと。20年目に師匠に『やりたいんです』と話し、やらしてもらいました。『幸助餅』は林家の『幸助餅』とは全然違います。(林家)染丸兄さんのも素晴らしいですが、僕も負けてないと思っています。聞き比べていただけたら。講談のよさ、落語のよさ、互いのよさを聞いていただけたらなと思っています」(南鱗)

 怪談を得意とする南華は「真景累ヶ淵 豊志賀の死」(8/15・夜席)と「牡丹灯籠」(8/16・夜席)。「どちらも三遊亭圓朝作のもので東京ネタです。『牡丹灯籠』は神田陽子先生が(二代目)神田山陽先生につけていただいたネタです。大阪に女性が主役になるような怪談がなかったので、つけていただきたいとお願いしたものです。ぜひとも見ていただきたい、聞いていただきたいです」(南華)

 南海はトリで「大谷刑部の最期」(8/16・朝席)と「石田光成の最期」(9/4・夜席)。また、816日夜席の「怪談特集」では「吉備津の釜」をネタ出ししています。「トリは両方(『最期』で)明るい話で締めようと()。二つとも関ケ原の西軍、大坂方は負けはしましたが、心意気を見せる話になっています。『吉備津の釜』は上田秋成の小説です。私の故郷、兵庫の加古川、高砂が舞台で親しみもあって出しました」(南海)

 南湖は815日の中入り後に「真景累ヶ淵 宗悦殺し」、816日の夜席の3つ目で「応挙の幽霊画」、911日の朝席のトリで「赤垣源蔵徳利の別れ」を語ります。「先輩方はそれぞれお好きな演目でして。私も『赤垣源蔵徳利の別れ』は好きな話です。「赤穂義士」も入っていた方がいいんじゃないかと思い、大好きな話なので入れさせていただきました。たぶん、この日に雪が降るんじゃないかな()。圓朝は当時の批評で『講談師のようだ』と書かれていたりする。改めて長編の作品を読んでいると落語という範疇より講談に近いかもという思いがありまして。少しでも圓朝の気持ちで読めたらなと思います」(南湖)

 若手の出演機会が少ない中、前回に続き、今回も全席前座で出演する南海の弟子の一海は「とにかく元気につとめようと思っています。今回もネタは全部変えて挑ませていただこうと思っています。『怪談特集』の日も私だけ元気な明るい、まったくお化けが出ない話を申し上げます()」(一海)

落語家同様、講談師もネタ出しをしていない時はほかの人のネタとかぶらないネタを演じます。南海は「落語家の方と半々(の出演)になりますと、『講談席』と言わず、『寄席』のイメージになります。寄席のスタイルの中で、落語家の方が前の席でどっと受けた後の講談でどう立ち向かうのか、ある意味経験を積ましていただく場になろうかと思います。どれだけネタ数を持っているかというところも試されるのではないだろうかと。落語家さんとの『寄席』という場所における勝負というのを楽しみにしていただいてもいいかと思います」と語りました。

前回に続き、今回も有料配信が行われるほか、YouTubeの「旭堂南湖チャンネル」で関連情報を無料公開しています。

https://www.youtube.com/channel/UChSHW5Vpem-HYOB22wJNARw

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「なみはや講談フェスティバル」

8/15()16()
9/3()4()11()

開演=各日とも10:00(朝席)/18:30(夜席)

会場=神戸新開地・喜楽館(各線「新開地」)

料金=各回-2500 当3000(全指)

配信料金=12500peatix・笑福亭たま落語会)

     全10回視聴通し券

    https://peatix.com/event/3256837?lang=ja

チケット問い合わせ=神戸新開地・喜楽館:078-335-7088

http://namihayakodan.com/


2022年8月9日火曜日

「彦八まつり」開催見送りのお知らせ

 感染の増加や諸般の事情により、今年開催予定だった「彦八まつり」の開催は見送りとなりました。https://kamigatarakugo.jp/information/hikohachi/16609/

 

2022年8月8日月曜日

「桂文珍独演会」(8/8)

毎年88日に大阪のなんばグランド花月で開催される夏の風物詩「吉例88桂文珍独演会」が今年も開かれる。今回で40回の節目。会見で文珍は「40年もようやってこられたなぁという思いとともに、あと何年できるやろという思いが交錯しています。あっという間の40年でした」としみじみ語った。


この独演会には、これまでにそうそうたる大御所がゲストで出演してきた。文珍は「(六代目笑福亭)松鶴師匠だけは出ていただけなかったですけど、うちの師匠(五代目桂文枝)に出ていただいたり、(三代目桂)米朝師匠や、(三代目桂)春団治師匠にもお出ましいただきました。夢路いとし・喜味こいし師匠、ケーシー高峰さんたちにも来ていただきました。米朝師匠に出ていただいた時は『地獄八景(亡者戯)』を8時間かけてお稽古していただきました。さまざまな師匠のおかげで今日(こんにち)があります」と感謝の思いを口にした。 

文珍は今回、デジタル難民を題材にした自作の「デジナン」と古典落語の大ネタ「らくだ」の二席を演じる。「らくだ」は40代で演じ、この独演会では25年ぶりの口演。70代で演じる「らくだ」については「年齢とともに『間』がとれるようになるんですね。70代は70代なりの間ができる。年齢によって噺の深みも出ます。年を楽しみ、ネタを楽しむ。そんな『らくだ』ができたら」と語った。

今回は真打に昇進し、人気番組「笑点」の抜擢レギュラーとして勢いに乗る東京落語の桂宮治がゲストで出演。文珍は「若い時から『この子、いいな』と思っていたんですけど、売れてきはりまして。これからもより注目される後輩と思います」と太鼓判を押した。

 


※チケット完売の可能性があります。ご確認ください。

 写真は提供写真です。

「桂文珍独演会」

8/8() 開演=18:00

料金=4500(全指)

会場=なんばグランド花月(各線「難波」)

出演=文珍「デジナン」「らくだ」 ゲスト=桂宮治

問い合わせ=FANYチケット:0570-550-100

なんばグランド花月:06-6641-0888

2022年8月3日水曜日

8月号のお知らせ

「よせぴっ」8月号(192)727日に発送しました。人気のリレーエッセイ「笑うてABC」にはアナウンサーの三代澤康司さんにご登場いただいています。今回も紙面の関係で「じゅずつなぎ」はお休みさせていただきました。

8月号紙面はオフィシャルブログからダウンロードできます。ご活用ください。 

紙面に掲載していましても、会が中止や延期になる可能性があります。ご確認の上、お運びください。中止や延期情報は随時、オフィシャルブログにもアップしていきますので、こちらもご確認ください。 

暑さの影響で、8月号紙面に一部、色むらのある場合があります。ご了承ください。

読み物では林家たい平さんと林家菊丸さんが二夜連続で行う「たい平・菊丸二人会」、全国ツアーをスタートさせた「おもしろハッピー落語会」、上方文化伝統芸能ユニット「霜乃会」の本公演、毎年88日に開催される「桂文珍独演会」、桂かい枝さんと落語作家の小佐田定雄さん、芸能史研究家の前田憲司さんがタッグを組んで行ってきた「発掘カイシ!」の総集編、なみはや講談協会のメンバーが神戸新開地・喜楽館で全10公演を行う「なみはや講談フェスティバル」、神戸新開地・喜楽館前に設置された「MELLIKEN(メリケン)」像と81日からスタートした「水木しげる生誕100周年記念ウィーク」ほかを掲載しています。

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おもしろハッピー落語会

(8/1)

「NHK新人落語大賞」受賞者の桂雀太さん、桂華紋さん、桂二葉さんと桂九ノ一さん、桂源太さんの5人による落語会「おもしろハッピー落語会」が81日の天満天神繁昌亭公演を皮切りに全国ツアーをスタートさせました。メンバーが欠席の場合はほかの落語家がサポートメンバーとして参加し、「おもしろラッキー落語会」として開催されます。

 


左から源太、二葉、雀太、華紋(九ノ一は欠席)

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「たい平・菊丸二人会」

(8/2神戸新開地・喜楽館、8/3大阪・天満天神繁昌亭)

2017年から天満天神繁昌亭で、2020年からは神戸新開地・喜楽館で二人会がスタート。「1+1が3にも4にもなるような化学反応を起こせる会にしたい」(菊丸)

 


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「霜乃会本公演」

(8/5,6国立文楽劇場小ホール)

落語、講談、浪曲、文楽、能楽など7種の芸能、文化の若手・中堅メンバーで結成する上方文化芸能ユニット「霜乃会」の年に一度の本公演。今回は浪曲の京山幸太さんをナビゲーターに、それぞれが女性をテーマに本芸を披露します。


 前列左から桂紋四郎、松井宗豊、林本大、旭堂南龍 

後列左から朝原広基、竹本碩太夫、今村哲朗、京山幸太

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「桂文珍独演会」

(8/8、大阪・なんばグランド花月)

桂文珍さんが毎年88日に大阪のなんばグランド花月で開催している「吉例88桂文珍独演会」が今年、40回の節目を迎えます。

 


(提供写真)

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「発掘カイシ!特別総集編」

(8/17大阪・天満天神繁昌亭)

演じ手がいなくなり、チラシや番付などに残る題名だけを頼りに落語作家の小佐田定雄さんが台本化し、桂かい枝さんが初演で披露する「発掘カイシ!」。2017年以降、この会で生まれた10作品から4作品をかい枝さんら4名の落語家が披露します。

 


左から小佐田定雄、桂かい枝、前田憲司

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「なみはや講談フェスティバル」

(8/15~、神戸新開地・喜楽館)

 なみはや講談協会が神戸新開地・喜楽館の朝席と夜席で「なみはや講談フェスティバル」を開催します。8月と9月の5日間で計10公演を行い、今回は毎回、落語家2名も出演します。全公演、配信もあります。

 


前列左から旭堂南海、旭堂南鱗、旭堂南華

後列左から笑福亭たま、旭堂南湖、旭堂一海

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後日、随時、会見の模様をアップしていきます。

※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。

各写真の無断転載はご遠慮ください。