2016年4月29日金曜日

「トリイホール5日連続落語会」のお知らせ

TORII寄席」の特別企画として、毎年GWに開催されている
5日間連続落語会が今年も開催されます! 
恒例のお楽しみ抽選会も行われます。
3日は完売です。チケットはお早めに!

2016年トリイホール5日連続落語会
「文珍 楽珍二人会」
5/1() 開演=18:30  
出演=文珍「へっつい幽霊」/楽珍「島んちゅぬ唄」/文五郎 
B珍&R珍の「覆面トーク」あり!

「米団治 春蝶二人会」
5/2() 開演=18:30
出演=米団治「三枚起請」/春蝶「妾馬・八五郎出世」/団治郎
   ☆米団治&春蝶の「若旦那」トークあり!

「南光 南天二人会」
5/3(火・祝) 開演=14:00
出演=南光「どうらんの幸助」/南天「天神山」/米輝
   ☆南光&南天の「師弟トーク」あり!

「志ん橋 志ん輔二人会」
5/4(水・祝) 開演=14:00
出演=古今亭志ん橋「転宅」/古今亭志ん輔「らくだ」/林家正楽(紙切り)/二乗

「ざこば 塩鯛二人会」
5/5(木・祝) 開演=14:00
出演=ざこば「お玉牛」/塩鯛「小間物屋政談」/慶治朗
   ☆ざこば&塩鯛の「師弟トーク」あり!

料金=各公演とも前3000 当3500 5日間通し券12000
  ※通し券はトリイホールでのみ販売
問い合わせ&予約=トリイホール:06-6211-2506







グランプリ予選会終了!

428日に「上方落語若手噺家グランプリ」予選会の第四夜が
開かれました。今回の1位は桂雀太さん、1位は桂あおばさんでした。
3位には露の紫さんが選ばれました。

4回の予選を終え、予選会で12位通過者と次点枠から
1夜で選ばれた桂雀五郎さんと露の眞さんの計10名が621日に
繁昌亭で開催される決勝戦に進出します。

<第一夜>
1位=笑福亭たま 2位=桂三語 
3位(次点枠)=桂雀五郎、露の眞

<第二夜>
1位=林家笑丸、笑福亭喬介(同点)

<第三夜>
1位=桂ちょうば 2位=桂三四郎

<第四夜>
1位=桂雀太 2位=桂あおば 

 


5月号を発送しました!

「よせぴっ」20165月号を427日に発送しました! 
5月号の「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの伊藤史隆さん、
「じゅずつなぎ」は林家染二さんにご登場いただいております。




読み物では5月で閉館を迎えるシアターBRAVA!のファイナル企画
「『らくごのお時間』落語会」、林家菊丸の繁昌亭大賞受賞記念会、
上方落語界の最長老、笑福亭松之助の初めての著書「草や木のように
生きられたら」、桂米朝がインタビュアーとなった対談集「一芸一談」の
続編「米朝置き土産 一芸一談」、5月に昼夜で開かれる「柳家喬太郎の
怪談噺」、大阪・阿倍野で一日浪曲を楽しめる「あべの浪曲フェス」、
GWの落語会情報ほかをご紹介しています。

「よせぴっ」5月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログから
ダウンロードできます。
5月号の紙面データは、すでにアップしてします。お楽しみに!



40年プレ企画「雀々らくご道‘39」

1977年に桂枝雀に入門し、現在は東京に拠点を置く桂雀々が
来年、芸能生活40周年を迎えるのを記念して、落語家としての
始まりから今、そして未来を展望するプレ企画の落語会を
大阪の大丸心斎橋劇場で開催する。

雀々 来年は40周年。25年、30年、35年と吉所、吉所に違う
見せ方で落語会をやってきました。2011年に大阪から東京に
本拠地を移して、5年目に入りました。東京では協会に席を置かず、
まったくの無所属でやっています。こっち(大阪)にも仲間が
いますので、大阪でも年に12回は会をと言っていただき、
今回もご縁があって、開催することになりました。

大阪でのプレ企画は3公演。入門した当時を振り返る
「さいしょの一歩」、現在と向き合う「魅力的な面々との出逢い」、
未来に向けた「そして、これからのらくご道」の流れにそって
演じていく。

雀々 28日の「東の旅」は入門した時にうちの師匠から
口うつしで教えてもらいました。入門39年で、原点に戻る、
初心に戻るような感じで、(「東の旅」を)通しでやってみようと。
もう一席の「たぬさい」は14歳の時にラジオから流れてきた
桂きん枝さんの落語を録音して、文字に書き起こして初めて覚えた
ネタなんです。それを中学時代にやって。自分流なんですけど、
結構うけたんですね。「必死のパッチ」にも書いていますけど、
当時、生活はすごく追い込まれた状況だったんですけど。
落語というので落ち着いたのは「たぬさい」がスタートです。





雀々 29日の昼の「代書」は師匠の枝雀が亡くなる3年前に、最後に
稽古をつけていただいた噺です。松本留五郎をどういう風に
表現するか、枝雀が作ったワールドをそのままレールに乗っかって
やらしてもらっている状況で、今、何とか自分なりの松本留五郎を
おもしろくできるようになったんじゃないかなと思います。
もう一席の「くっしゃみ講釈」は内弟子の頃につけてもらった噺です。
2年間の修業中の早くも4席目で!(噺の中に出てくる)講談の
立て弁は、今覚えようと思ったら大変ですけど、10代で集中して
がむしゃらにやったことで、すんなり耳に入って覚えられました。
登場人物の後藤一山と松本留五郎はおもしろい料理の仕方に
なったんじゃないかなと思います。噺家さんの数が多い中で
同じネタをやるんですから突出せんことには、インパクトを
与えなければと思います。




雀々 未来に向けた公演では師匠の持ちネタじゃなかった
「蛸芝居」を。これは亡き桂吉朝さんにつけていただいたネタです。
上手い人でしたね。50歳で亡くなられて残念です。いまだに
芝居噺では一番じゃないでしょうか。もう一席は大作の「らくだ」。
米朝師匠の「らくだ」がお手本となっているんです。うちの師匠も
やりたかったと思うんですが、きっかけがなく他界してしまいました。
師匠がやるんやったらこんな「らくだ」かなと想像しながら
作り上げています。

今回の3公演にはかつて雀々が声をかけて「RG研進会」と銘打ち、
一緒に落語会を行っていたメンバーから笑福亭仁智、笑福亭三喬、
桂梅団治がゲストで登場する。今回出演しないメンバーの
笑福亭鶴二や桂文三も加え、東京で6人の会をやりたいという
思いがあるという。





雀々 60歳からが落語家のスタートだと思います。
人生経験があり、価値観が(年齢とともに)変わっていくことで
自然と落語を語るんじゃなく、落語をそのまま生活しているという。
落語の登場人物でありたいなと思います。夢は大きく、5年後の還暦、
オリンピックの年には東京の武道館で「地獄八景」をやりたいなと
思っています(笑)!

この後、雀々は710日の京都の独演会など定例の会に加え、
1015日に新神戸オリエンタル劇場でプレ企画の昼夜公演を行なう。
来年の6月以降は東西の大きな劇場で記念の会を開催するなど、
1年をかけて40周年記念を祝う会を開催する予定だ。

「桂雀々独演会 雀々らくご道‘39

「雀々らくご道~さいしょの一歩~」
4/28()  開演=18:30
出演=雀々「東の旅(発端~野辺~煮売屋~七度狐)」「たぬさい」/
   ゲスト=三喬


「雀々らくご道~魅力的な面々との出逢い~」
4/29()  開演=13:30
出演=雀々「代書」「くっしゃみ講釈」/優々
   ゲスト=梅団治

「雀々らくご道~そして、これからのらくご道~」
4/29()  開演=17:30
出演=雀々「蛸芝居」「らくだ」/優々
   ゲスト=仁智

会場=大丸心斎橋劇場(地下鉄「心斎橋」)
料金=3600(全指) ※チケットは完売
問い合わせ=オトノワ: 075-252-8266

<次回公演>

「雀々夏まつり2016
7/10()  開演=14:00
会場=京都府立文化芸術会館
料金=3500(全指) 
出演=雀々「動物園」「舟弁慶」「茶漬幽霊」
問い合わせ=オトノワ: 075-252-8266

                             


2016年4月22日金曜日

「熊本地震災害義援金」の募金のお知らせ

414日に発生した「平成28年熊本地震」の災害義援金の
募金活動が23日、24日に大阪・道頓堀の角座前、角座広場で
行われます。
松竹芸能所属で熊本出身の海原はるかさんが発起人となり、
九州地方を故郷に持つタレント有志一同が中心となって
呼びかけを行います。
義援金は熊本朝日放送から支援団体へ寄付されます。

平成28423日(土) 実施時間=16:30頃~他

平成28424日(日) 実施時間=14:10頃~、15:40頃~他