2019年12月31日火曜日

1月号を発行しました!


今年も1年、無事「よせぴっ」の発行を続けることができました。
ありがとうございました。
2020年もよろしくお願いいたします!

「よせぴっ」20201月号(161)1224日に発送しました! 

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂雀太さんにご登場いただいております。

紙面はオフィシャルブログからダウンロードできます。ご活用ください!



 桂雀太さん(雀太さん提供)

雀太さんは令和元年度の文化庁芸術祭の新人賞を受賞されました。おめでとうございました!



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1月号の読み物では、林家染二さんが繁昌亭で開催している「染二爛漫」の17回目公演、同期の桂吉弥さん、桂春蝶さん、桂かい枝さんが神戸新開地・喜楽館で開く3日連続の落語会、桂雀々さんが大阪の新歌舞伎座で開催する還暦記念の独演会、第14回繁昌亭大賞の発表、20198月から再スタートした「発掘カイシ!」、四代目林家染丸門下の4名が出演する「林家BEAMS」、20182月に亡くなった桂福車さんの三回忌追善の落語会、桂米団治さんの伯父で、現役最高齢の指揮者、井手章夫さんの記念演奏会ほかをご紹介しています。

人気の連載エッセイ「島之内寄席通信」は、桂枝三郎さんが「島之内寄席」の1月席について綴ってくださいました。

「島之内1月席」(1/25



笑福亭仁扇さん(トリ) 写真=上方落語協会提供

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「上方林家 染二爛漫lot17
 (1/8、天満天神繁昌亭)

林家染二さんは「借家借り」ともう一席のほか、22年前に師匠の四代目林家染丸さんが製作、監督、弁士ほかをつとめ、染二さん自身が主演した無声映画「桜亭物語」を上映し、初めて弁士に挑みます。



林家染二さん(染二さん提供)
 
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吉弥・春蝶・かい枝特選三人会
 (1/2426、新開地喜楽館)

平成6年に入門した同期の3人が3日連続で落語会を開催。日替わりでネタを披露します。

 

左からかい枝、春蝶、吉弥

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「桂雀々独演会」
 (2/16、大阪・新歌舞伎座)

2020年に還暦を迎える桂雀々さんが、新歌舞伎座で記念の独演会を昼夜で開催します。15日からは雀々さんが寅さん役をつとめるドラマ「贋作男はつらいよ」(NHKBSプレミアム)が全4回で放送されます。



 桂雀々さん
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14回繁昌亭大賞は桂三金さん

「第14回繁昌亭大賞」に2019119日に亡くなった桂三金さんが選ばれました。「繁昌亭大賞」は繁昌亭で活躍した入門25年以下の落語家から選ばれます。

奨励賞には桂文鹿さんと桂佐ん吉さんが選ばれました。217日の繁昌亭夜席で受賞記念の落語会と表彰式が行われます。



 大賞の三金さん(吉本興業提供)




 左から文鹿さん、笑福亭仁智上方落語協会会長、佐ん吉さん

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「井手章夫指揮者活動70周年記念演奏会」
1/9,京都コンサートホール)


井手さんはベートーヴェンの交響曲第2番を指揮。ナビゲーターをつとめる桂米団治さんも第74楽章でタクトを振る予定です。



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※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。各写真の無断転載はご遠慮ください。

ゆるキャラ「三金チャン」


2019119日に亡くなった桂三金さんを偲ぶ落語会「緊急開催できらく! Forever三金」が123日に動楽亭で開催されました。ともに新作落語を作ってきた「できらく」メンバーの桂あやめさん、桂三風さん、月亭遊方さん、旭堂南湖さんに、この日はメンバーだった笑福亭たまさんも加わり、それぞれが三金さんの思い出を語り、ゆかりのネタなどが披露されました。最後には三金さんのゆるキャラ「三金チャン」が登場。「彼がいないと楽屋が広く感じて寂しいので、ゆるキャラにしちゃいました」とあやめさん。「三金チャン」は1231日に天満天神繁昌亭で開催される「年越しカウントダウン落語会」にも出演します。




左から笑福亭たま、月亭遊方、三金チャン、あやめ、三風、南湖

「年越しカウントダウン落語会」

12/31(火) 開演=22:0025:00終演予定) 
料金=3000 当3500(全指) 
会場=天満天神繁昌亭
問合せ=茶臼山舞台:06-6775-9745

此花千鳥亭での「年越しの会」のお知らせ


1231日に此花千鳥亭で「年越しの会」が開催されます。2130分開演とご連絡いただいておりましたが、20時開演ということです。お運びの方はご注意ください。

なお、この会は東京の「梶原いろは亭」とインターネット中継で結ばれ、交互に演目が披露されます。

「開席1周年記念! 年越しの会」

12/31(火) 開演=20:0024:30終演) 
料金=2000 当2300 
会場=此花千鳥亭(阪神「千鳥橋」)
出演=小南陵/南龍/佐ん吉/吉の丞//源太
問合せ=此花千鳥亭:06-7708-0754


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「開席1周年記念! 年越しの会」

12/31(火) 開演=20:0024:30終演) 
料金=2000 当2300 
会場=梶原いろは亭(JR「上中里」「尾久」、都電「梶原」)
出演=べ瓶/雀太/喬介/華紋/紋四郎
   桂扇生/桂やまと/三遊亭歌扇/入舟辰之助/三遊亭らっ好
問合せ=梶原いろは亭:03-6322-1622



2019年12月21日土曜日

12月追加便 冬休みスペシャル「第121回創作落語の会」


追加の会のご案内です。
紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。

「創作落語の会」が繁昌亭の朝席で開催されます!

冬休みスペシャル「第121回創作落語の会」

12/27(金) 開演=11:0012:30終演予定)
料金=前2500 当3000(全指)
   Yコード: 507295
Pコード:597700 
会場=天満天神繁昌亭(メトロ「南森町」,JR「大阪天満宮」)
出演=文枝/遊方/三幸/三実
問合せ:チケットよしもと 0570-550-100(受付10:0019:00




12月追加便 「四つ葉の会」


追加の会のご案内です。
紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。

五代目桂文枝門下の六代桂文枝さん、桂坊枝さん、桂文三さん、桂かい枝さんの4名で開催されている会です。

「四つ葉の会」

12/23(月) 開演=18:30 
料金=3000 当3500(全指) 
   Yコード:507268
会場=天満天神繁昌亭(メトロ「南森町」,JR「大阪天満宮」)
出演=かい枝「子は鎹」/文三「食通夜(小佐田定雄・作)/坊枝「ちりとてちん」/文枝「鯛(桂三枝・作)(出演順)
問合せ=チケットよしもと:0570-550-100(受付10:0019:00




2019年12月18日水曜日

「第3回上方落語台本大賞」入選作発表


「第3回岩井コスモ証券presents 上方落語台本大賞」の入選作が決定しました。この賞は次代に語り継ぎ、将来の古典となりうる作品の発掘を目的として年に1度、公募の中から選ばれます。今回は全国から141編の応募があり、大賞と優秀賞、そして佳作が3作選ばれました。

<大賞> 「AIシテル(アイシテル)」
石山悦子(奈良県生駒市/演芸作家)

<優秀賞>「走馬灯」
松本泰成(大阪府枚方市/会社員)

<佳作> 「水中ウォーク」
山田浩二(神奈川県横浜市/無職)

「心霊スポット」
西島巧輔(東京都杉並区/役者・作家)

「お百度参り」
小松繁(兵庫県西宮市/無職)

表彰式と入選作発表落語会は令和2425日(土)神戸新開地・喜楽館の夜席で開催されます。


輪茶輪茶庵ロビー寄席12月


輪茶輪茶庵ロビー寄席12

天満天神繁昌亭のロビーでは基本的に毎週木曜日の午後12時半から「輪茶輪茶庵ロビー寄席」が行われています。毎回、若手2名が出演。入場は無料です。(出演者は変更の場合あり)

1219日 月亭希遊さん・桂おとめさん

1226日 桂源太さん・桂二豆さん


1月号を入稿しました!

「よせぴっ」20201月号(161)1216日に入稿しました! 

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂雀太さんにご登場いただいております。

「よせぴっ」1月号は1224日に発送します。1月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。紙面は24日以降にアップします。ご活用ください。

2019年12月11日水曜日

「第403回NHK上方落語の会」(2020/1/9)


202019日に開催される「第403回 NHK上方落語の会」の観覧の申し込みが始まっています。入場は無料です。観覧ご希望の方は往復はがきでお申し込みください。応募締め切りは1216()必着です。

「第403NHK上方落語の会」(2020/1/9)

11/7() 18:20開演
NHKホール大阪(メトロ「谷町四丁目」➁➈)
/風喬/雀喜/遊方/宗助/文華(出演順)
詳細はHPで。

2019年12月4日水曜日

<お詫び>「第45回ひがしむき寄席」「桂慶治朗 落語の会2019秋」


編集段階での手違いで、11月に開催されました「第45回ひがしむき寄席」、「桂慶治朗 落語の会2019秋」が12月号にも掲載されています。
「第45回 ひがしむき寄席」は1224日、「桂慶治朗 落語の会 2019秋」は1230日の欄に入っております。両会とも12月には開催されませんので、ご了承ください。
ファンの皆様、関係者の皆様にはご迷惑をおかけしまして、たいへん申し訳ございません。今後は間違いのないように、さらに確認を繰り返して編集作業を行っていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

橘右龍さんがワークショップを開催


橘流寄席文字書家の橘右龍さんが大阪で寄席文字のワークショップを開催されます。前半は寄席文字についてのお話、後半は右龍さんの指導の下、寄席文字を実際に書く体験です。聴講のみも可能です。ぜひ、ご参加ください。

「ビラ字から寄席文字へ そして今」
12/7(土)19:0021:00
参加料=<体験+聴講> 2500円 <聴講のみ> 1500
大阪府大阪市北区芝田2-8-15 北梅田ビル2 PLUM KING
※こちらからお申し込み、会場案内、質問等ができます。
問い合わせ=「龍と梟」:ryutofukurou@gmail.com


また、右龍さんは12/8に神戸で開催される「古今亭志ん五の会in神戸」にもゲストで出演され、寄席文字の実演を行います。

「古今亭志ん五の会in神戸」
12/8() 開演=13:30 料金=2500
会場=「ふたば学舎」(地下鉄「駒ヶ林」)
  神戸市長田区二葉町
●古今亭志ん五/大智
 ゲスト=橘右龍(橘流寄席文字書家)
問い合わせ=志ん五の会事務局: shingonokai@yahoo.ne.jp
070-1826-6848(17時以降)

12月号を発送しました!


「よせぴっ」201912月号(160)1126日に発送しました! 
人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの桂紗綾さん、「じゅずつなぎ」は旭堂小南陵さんにご登場いただいております。

紙面はオフィシャルブログからダウンロードできます。ご活用ください!


旭堂小南陵さん

12月号の読み物では、上方の若手の古典文化芸能人ユニット「霜乃会」のスピンオフ企画、今年12月に初めて開催される「島之内若手落語家チャンピオンシップ」、来年3月半ばに閉館する大阪ミナミのトリイホールの発表会見、来春、露の団姫さんが兵庫県尼崎市に開山する寺院の発表会見、2019年度の「NHK新人落語大賞」の結果、此花千鳥亭で開催される小南陵さんと南龍さんの連続講談、桂三金さんの訃報ほかをご紹介しています。

人気の連載エッセイ「島之内寄席通信」は、桂九雀さんが「島之内寄席」の12月席について綴ってくださいました。


「島之内若手落語家チャンピオンシップ」

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「講談・落語・茶道で知る堺の達人」
 (12/9、天満天神繁昌亭)

今回は「霜乃会」メンバーの旭堂南龍さん、桂紋四郎さん、茶道の松井宗豊さんが共演。
南龍さんは「利休と曾呂利」、紋四郎さんは「茶の湯」ほかを演じます。



左から紋四郎さん、松井宗豊さん、南龍さん
 
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島之内若手落語家チャンピオンシップ
 (12/28、錢屋ホール)

 「プロの落語家による、プロの落語家のための、プロの落語家のコンクール」と銘打ち、新たに企画されたコンクール。出場資格は平成201月以降に入門した落語家で、出場を希望するキャリアが上位の8名。今回は呂好さん、眞さん、三河さん、治門さん、紫さん、和歌ぽんさん、愛染さん、三語さんの8名が挑みます。



前列左から米団治さん、仁智さん、春若さん
後列左から和歌ぽんさん、三河さん、紫さん
 (上方落語協会提供)
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トリイホール来春閉館
 (11/1に会見)

 大阪・ミナミで、文化の拠点のひとつとして親しまれているトリイホールが来年3月半ばに閉館することが発表されました。ホール閉館後はホール代表の鳥居学さんが住職をつとめる「千日山弘昌寺」の本堂となります。また、階下の「千日亭」を拡張し、「トリイホール千日亭」として来年6月頃の開館を予定しています。129日から13日までは特別企画「さよならトリイホール」が開かれ、期間中は階下の小劇場「千日亭」で、ゆかりの落語家たちが書いた色紙などが展示されます。


 桂米団治さん(左)、鳥居代表
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露の団姫さんが来春に寺院「道心寺(仮称)」を開山

落語家で、天台宗の僧侶の露の団姫さんが、在住する兵庫県尼崎市に来春、寺院「道心寺(仮称)」を開くことを発表しました。現在ある建物を寺に改装し、開山後には月3回程度の「縁日寄席」を開く予定です。
現在、改装に必要な約3000万円の寄進を募っています。問い合わせは道心寺プロジェクト事務局(06-7175-0005)まで。


 露の団姫さん
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NHK新人落語大賞」今年の大賞は華紋さん

東西の若手落語家が競う「令和元年度NHK新人落語大賞」の決勝が1021日に大阪で行われ、上方の桂華紋さんが大賞に輝きました。


 桂華紋さん
「戦力のひとつとして活躍できるよう頑張らなあかんという気持ちです」

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「連続講談 千鳥亭」
12/2127、此花千鳥亭) 

五代目旭堂小南陵さんと旭堂南龍さんが此花千鳥亭で7日間連続の講談の続き読みの会を開きます。今回、小南陵さんは「妲己のお百」、南龍さんは「一休禅師」を7回に分けて1日一席ずつ読みます。また、今回は今年入門25年を迎えた「平成6年入門組」から桂春蝶さんや桂かい枝さん、桂吉弥さんら7名が日替わりゲストで出演します。


小南陵さん(左)、南龍さん
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《訃報》 桂三金さん(48)

六代桂文枝さんの9番弟子の桂三金(本名・奥野武志)さんが119日の午後936分に脳幹出血のため、大阪市内の病院で亡くなられました。満48歳でした。三金さんは197116日、大阪府生まれ。関西大学を卒業後、銀行員を経て、19946月に六代文枝(当時は桂三枝)に入門。
古典落語や師匠・文枝の創作落語、自作の「奥野くん」シリーズなど新作落語のほか「ゴスペル落語」や「ダンス落語」など幅広く手掛けておられました。ご冥福をお祈りいたします。



桂三金さん(吉本興業提供)

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※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。各写真の無断転載はご遠慮ください。