2017年8月29日火曜日

完売のお知らせ「桂文枝・笑福亭鶴瓶二人会」

101日に大阪・池田のアゼリアホールで開催される「桂文枝・笑福亭鶴瓶二人会」

は前売りで完売となりました。当日券もありません。

<訃報> ラッキー幸治さん

太神楽曲芸師のラッキー幸治さんが826日に急性硬膜下出血のため、亡くなられました。77歳でした。

ラッキー幸治さんは大阪市出身。6歳の時に東京の豊来家宝楽に弟子入り。入門後すぐに舞台に立ち、全国各地で公演を行いました。20歳の頃に独立して大阪に拠点を移し、兄弟弟子3名で「ラッキートリオ」を結成。得意の土瓶の曲芸のほか、アクロバットなどで人気を集めました。

解散後はコンビやソロ活動を経て1996年から娘のラッキー舞さん、妻の優さんと「ザ・ラッキー」を結成し、太神楽師として、獅子舞や曲芸の公演を行って活躍。また、豊来家一輝さんら個性あふれる弟子を育て、途絶えていた豊来家一門を再興しました。昨年、芸歴70周年を記念して開催した一門会で文化庁芸術祭優秀賞を受賞されました。ご冥福をお祈りいたします。





一門会の会見(201695) 撮影=日高美恵

2017年8月24日木曜日

春風亭ぴっかり☆2017サマーツアー 大阪公演

東京の二ツ目、春風亭ぴっかり☆が各地を回るサマーツアー「ぴっかり☆夏祭り!」が825日に大阪のあべのハルカス・スペース9で開催されます。
この会で、ぴっかり☆の初主演映画「耳かきランデブー」(9回沖縄国際映画祭 招待作品)の先行上映も行われます。

春風亭ぴっかり☆2017サマーツアー
「ぴっかり☆夏祭り!

8/25()  開演=1900
料金=2500
◆あべのハルカス・スペース9(各線「天王寺」)
●春風亭ぴっかり☆
〈映画上映〉「耳かきランデブー」 監督・脚本:ふくだみゆき
 出演=春風亭ぴっかり☆/山本博(ロバート)/村上純(しずる)/

問い合わせ=ぴっかり☆らくご制作委員会 info@pikkari.club









「桂吉朝十三回忌追善 吉朝一門会」

2005年に亡くなった師匠・桂吉朝の十三回忌を偲び、一門による追善公演が大阪の国立文楽劇場、名古屋の中電ホール、東京の国立劇場小劇場、そしてゆかりの尼崎・ピッコロシアターで開催されます。国立文楽劇場の公演は明日、発売開始です。
各公演とも、一門全員が並ぶ口上のあと、一門による落語、そして吉朝さんの高座のDVDが上映されます。詳細は次号、そして後日のウエブで!

「桂吉朝十三回忌追善 吉朝一門会」




<大阪公演>

10/24() 開演=1830 料金=前3500 当4000(全指)
会場=国立文楽劇場(地下鉄・近鉄「日本橋」)
出演=<口上>あさ吉・吉弥・よね吉・しん吉・吉坊・佐ん吉・吉の丞/吉の丞/しん吉/吉弥/中入/よね吉/あさ吉/<吉朝DVD>「化物つかい」(H14)(出演順)
問い合わせ=米朝事務所:06-6365-8281


<名古屋公演>

10/25() 開演=1830 料金=前3600 当4100(全指)
会場=中電ホール
出演=<口上>あさ吉・吉弥・よね吉・しん吉・吉坊・佐ん吉・吉の丞/佐ん吉/吉坊/あさ吉/中入/よね吉/吉弥/<吉朝DVD>「住吉駕籠」(H8)(出演順)
問い合わせ=アスターミュージック:052-931-3621


<東京公演>

11/20() 開演=1830 料金=前4000 当4500(全指)
会場=国立劇場小劇場
出演=<口上>あさ吉・吉弥・よね吉・しん吉・吉坊・佐ん吉・吉の丞/吉の丞/しん吉/よね吉/中入/吉弥/あさ吉/<吉朝DVD>「猫の忠信」(H12)(出演順)
問い合わせ=米朝事務所:03-5808-1581
9/15前売り開始

<兵庫公演>

12/21() 開演=1830 料金=一般2500 高校以下2000(全指)
会場=ピッコロシアター
出演=<口上>あさ吉・吉弥・よね吉・しん吉・吉坊・佐ん吉・吉の丞/佐ん吉/吉坊/あさ吉/中入/吉弥/よね吉/<吉朝DVD>「昆陽の御池」(H10)(出演順)
問い合わせ=ピッコロシアター:06-6426-1940

10/20前売り開始





9月号を入稿しました!

「よせぴっ」20179月号を821日に入稿しました! 829日に発送いたします。

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送プロデューサーの戸谷公一さん、「じゅずつなぎ」は桂小春団治さんにご登場いただいております。

9月号の読み物では、今年芸歴40周年を迎えた桂枝女太さんの独演会、10月に七代目笑福亭松喬を襲名する笑福亭三喬さんの襲名披露公演制作発表会見のもよう、神戸・新開地に新しくできる寄席小屋の名称決定のお知らせ、毎年9月に開催される上方落語家のお祭り「彦八まつり」、毎月勉強会を続けている桂南天さんの梅田・太融寺の会、桂九雀さんが始めた落語的手法による芝居「噺劇(はなしげき)」の12回目の公演、「社会人落語日本一決定戦」に合わせて大阪・池田で開催される「いけだ落語街道」ほかをご紹介しています。

今年1月からスタートした「島之内寄席通信」は、9月の「島之内寄席」で開催される「NHK新人落語大賞受賞者の会」について、桂佐ん吉さんが綴ってくださいました。発行後に随時、読み物も追加でアップしていきます。お楽しみに!


20069月に創刊した「よせぴっ」は今号で11年目を迎えました。ぼちぼち続けていきますので、何卒よろしくお願いいたします。

「よせぴっ」9月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。9月号の紙面データは発送予定日の829日以降にアップいたします。ご活用ください。9月号の詳細はオフィシャルブログで!  

2017年8月23日水曜日

「第3回芸大寄席」の入場についてのお知らせ

「第3回芸大寄席」の一部チラシに「午後445分に整理券を配布」と記載されていますが、当日は開場時間の午後5時半より、チケットに記載されている整理番号順での入場になります。整理券の配布はありません。

「第3回芸大寄席~大阪芸術大学卒業生の会~」

10/14()  開演=1800
料金=前2000 当2500
◆天満天神繁昌亭
● 生喬/南湖/団治郎/智丸 ゲスト=松尾貴史

問い合わせ=塚本学院校友会事務局06-6607-1988

2017年8月18日金曜日

ピッコロシアター文化セミナー〈92〉 春野恵子さん

107日に開催される尼崎・ピッコロシアターの文化セミナーに、浪曲師の春野恵子さんが登場します。テレビタレントから浪曲師に転身し、国内だけでなく、海外でも精力的に浪曲の公演を行っている春野恵子さんが浪曲の魅力や裏話などを語ります。聞き手は元NHKアナウンサーの村上信夫さん。入場は無料ですが、事前に申し込みを! 申し込みは受付中です。

ピッコロシアター文化セミナー〈92
浪曲師 春野恵子さんに聞く

「浪曲の魅力再発進! ~世界を駆けるROKYOKU ROCK YOU~」
聞き手= 村上信夫 (元NHKエグゼクティブアナウンサー)

10/7
(土) 開演=午後3
◆ピッコロシアター大ホール(阪急・JR「塚口」)
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/event/detail/?id=201

☆往復はがき・ピッコロシアターホームページ(申込みフォーム使用)・FAXのうちいずれかの方法で、住所・氏名(ふりがな)・電話番号・FAX番号・参加人数(1組5名まで)を記入の上、ピッコロシアターへ申し込みを。先着400名。ピッコロシアター事務所でも入場整理券を配布受付


問い合わせ=ピッコロシアター:06-6426-1940


2017年8月15日火曜日

「染吉っとんの会」(~8/16)

林家染丸門下の林家染吉さんが入門10年を記念して、812日から入門日の816日まで5日間連続のリクエスト落語会を開催中です。



2007年に入門した染吉さんは入門後に、兄弟子の林家染左さんが前年8月に入門10年記念で5日間連続のリクエスト落語会に挑んだことを聞き、自分もやりたいと決意。10年越しで実現させました。

今回は師匠に最初に稽古をつけてもらった古典の「つる」から今年7月にネタおろしした「鬼あざみ」まで持ちネタの中から54席を選択。54席には古典のおなじみのネタのほか「鬼あざみ」や「雪の旅笠」などの珍しいネタや、桂米朝師作の「淀の鯉」、桂三風さん作の「振り込め!」、染吉さんが参加する新作落語の会「おさんの会」で生まれた「キューピッドの弓矢(伊藤あい・作)」など多彩なネタが並んでいます。それを染吉さんの判断でトリネタのBグループとそれ以外のAグループに分け、当日の観客が各グループから選んだ1席ずつを演じています。


入門10年を振り返る中では、「途中、稽古をしなかった時期があったんです。怒られるのを覚悟でそのことを師匠に言うたんですけど、師匠はにこっと笑って、『今は遊びたいだけ遊んだらええ。遊びっちゅうのはいずれは飽きる。その時に落語に戻ってきたらええねや』と。『合コンなんか今しか行かれへんから、好きなだけ行きなさい。むしろオレも誘ってくれ』と最後に笑いを取ってくださいました」と師匠の懐の深さに心打たれた思い出も。

「入門10年がやっとスタートライン」というのが師匠からの教え。その節目に記念の会を開き、染吉さんは「10年までと思っていたネタおろしの会を15年まで続け、もっとネタ数を増やそうと思います。今はピラミッドの一番下の台を作っている段階。そこから自分に合うたネタを選んでいって、大きなピラミッドを作れたらなぁと思っています」と抱負を語っています。

毎月、勉強会を重ね、「この会に向けて1年間準備してきました」と染吉さん。各日とも日替わりで前座1名と一門の兄弟子がゲストで登場して華を添えます。



「染吉っとんの会」
~林家染吉 十周年記念5日間連続落語会~

8/16()まで 開演=1830
会場=動楽亭(地下鉄「動物園前」①)
料金=一般-予1200円 当1500円 学生900
問い合わせ=三栄企画:06-6631-0659

2017年8月14日月曜日

「米朝一門会~お盆興行 涼を呼ぶ噺~」(8/15)

毎年、夏恒例の「米朝一門会」が今年も815日に大阪・サンケイホールブリーゼで、12回開催されます。お盆興行にちなんで、今年は「涼を呼ぶ噺」と題し、「ひやっ」とする噺が演じられます。




左から桂米輝、桂雀三郎、桂南光、桂弥太郎


「お客さまにウォーミングアップとしていただければ」と語る桂弥太郎さんが、午前11時開演の第1部、この会には初出演の桂米輝さんが午後3時開演の第2部のトップで登場します。

1部のトリは桂雀三郎さんで、「仔猫」を演じます。このネタは「雀(三郎)さんの『仔猫』が好き」と語る桂南光さんがリクエストしたもの。雀三郎さんは「よくできたネタだと思います。好きなネタです。ただあんまり気を入れると可哀そうな感じが出てしまうので深く考えすぎんとやっています」と語っています。また、現在、脳梗塞で療養中の桂ざこばさんは、この会に向けて「何とか出演できるように努力をしています」とコメントを発表。中トリに「へっつい幽霊」で出演する予定です。

2部は南光さんが中トリで「質屋蔵」を演じ、昨年度の文化庁芸術祭大賞に輝いた桂文之助さんが「たちぎれ線香」で大トリを飾ります。

サンケイホールブリーゼでの会は20153月に亡くなった、一門の総帥で人間国宝の桂米朝さんが始めた、米朝一門にとっては特別な舞台。米朝師の三回忌を終え、雀三郎さんは「(時間が)経てば経つほど偉大さを感じます。こないだ短いネタを集めた会をやりましたが、だいたい米朝師匠がまとめた話だったのではないかと思います。なかなかできることではないと思う」、南光さんは「たとえば『住吉駕籠』なんかは、昔の「上方はなし」をみると全然違う。米朝師匠のは段取り良く構成されている。噺家の教科書を残してくれたと思います。ギャグばっかりにならんと必要なことをちゃんとやること、ただただ笑いを欲しがらないことを教えてもらったと思います」と改めてその存在の大きさを語ります。



「米朝一門会~お盆興行 涼を呼ぶ噺~」
1100の部>
 弥太郎/雀太「まんじゅう怖い」/吉弥「狐芝居」/ざこば「へっつい幽霊」/南天「貧乏神」/雀三郎「仔猫」(出演順)      

1500の部>
 米輝/吉の丞「稲荷俥」/米紫「三年目」/南光「質屋蔵」/米團治「皿屋敷」/文之助「たちぎれ線香」(出演順)

 会場=サンケイホールブリーゼ(地下鉄「西梅田」、JR「大阪」・「北新地」、阪神「梅田」)


料金=5000(全指)

問い合わせ=ブリーゼチケットセンター:0663418888

〈提供=サンケイホールブリーゼ〉




2017年8月13日日曜日

繁昌亭で英語落語!

20年間、英語落語に取り組み、多くの海外公演も行っている桂かい枝が、年に1回のペースで続けている恒例の英語落語の会が81213日に天満天神繫昌亭の朝席で開かれます。
繁昌亭での英語落語の会は10回目。両日とも、桂二葉が日本語で「開口一番」をつとめたあと、桂福龍、ダイアン吉日、かい枝がそれぞれ一席ずつ英語落語を披露します。


桂福龍はカナダ出身。高校時代から日本語に親しみ、20019月に来日。友人の勧めで落語を知り、山本能楽堂で桂かい枝が演じた英語落語を見てから「落語中毒」に。「デュークカナダ」の芸名で、かい枝の会などにも出演していましたが、昨年10月に正式に桂福団治に入門して、プロの落語家に。現在の持ちネタは英語落語が20席、日本語の落語が3席です。「落語家は何も持っていなくて、1人で全部やらないと駄目。お客さんに景色が見えるのが尊敬します!」と落語の魅力を語っています。

大人から英語が好きな子供まで楽しめる英語落語にぜひ!




「夏休み!英語落語まつり」
会場=天満天神繫昌亭
料金=前2500 当3000(全指)
8/12() 開演=1000
出演=二葉/福龍「手水廻し」/ダイアン吉日「犬の目」/かい枝「天狗裁き」(出演順)

8/13() 開演=1000
出演=二葉/福龍「皿屋敷」/ダイアン吉日「動物園」/かい枝「時うどん」(出演順)
問い合わせ=オフィスビギニング:078-452-6814


2017年8月8日火曜日

火曜は朝席!

天満天神繁昌亭では昼の定席、月に2回開催される午後945分開演の深夜寄席「乙夜寄席」に続き、7月から毎週火曜日開催の朝席がスタートしました。

朝席は午前10時開演。毎回5名が出演し、上演時間は約1時間半、料金は前売り1500円、当日1800円と気軽に落語が楽しめるスタイルになっています。



  
左から枝女太さん、文枝会長、仁智さん、銀瓶さん




8/8() 
出演=竹林/たま/佐ん吉//恩狸

8/15() 
出演=岐代松/阿か枝/喬介/ちきん/智丸

8/22() 
出演=三風/風喬/智之介/八斗/三実

8/29() 
出演=銀瓶/由瓶/ひろば/治門/慶治朗






お待ちしてます!

桂文華さん()と桂文三さん

2017年8月7日月曜日

中止のお知らせ「一心寺門前浪曲寄席」

台風接近のため、本日13時から開催予定の「一心寺門前浪曲寄席」は中止となります。

「お茶子クイーンコンテスト」出演者募集!

今回、「お茶子クイーンコンテスト」が復活し、93日の午後3時に開催されます。応募資格は16歳から88歳の女性で、既婚未婚は問いません。

申し込み締め切りは815()詳細はHP




「素人演芸バトル」の出演者を募集!

「彦八まつり」で、92日に開催される「素人演芸バトル」の出演者を募集中です。応募資格はプロ以外の人で、落語、漫才などジャンルは不問です。

申し込み締め切りは815()詳細はHPで。





「彦八まつり」のボランティアスタッフ募集!

923日に開催される上方落語家のお祭り「彦八まつり」のボランティアスタッフを募集中です。内容は本部テントでの物販販売や会場の清掃、各種催しの裏方、場内整理などです。年齢は20歳から60歳まで。

申し込み締め切りは815()。詳細はHPで。