2023年4月15日土曜日

「RENBO/恋慕~いつの世も人は人を想う~」

落語と文学(朗読)、そして日本舞踊を「和」の音楽で紡ぐ、新たなコラボレーション企画「RENBO/恋慕~いつの世も人は人を想う~」が415日、16日に大阪のABCホールで開催される。

桂春蝶が落語、日本舞踊の山村若静紀が上方舞、朝日放送(ABC)の桂紗綾アナウンサーが朗読を行い、若手の実力派三味線奏者の菊央雄司が三味線だけでなく胡弓や琴なども奏して、舞や朗読に彩りを加える。劇団「リリパットアーミーⅡ」の座長で、多彩な活躍を見せるわかぎゑふが演出と上演台本を担当する。

 

左から菊央雄司,山村若静紀、桂春蝶、わかぎゑふ、桂紗綾

この企画は、元々、桂春蝶とABCの桂紗綾アナウンサーが回を重ねている「落語と文学の会」にヒントを得て、20211031日に朝日放送の正面玄関ロビーの特設ステージで、上方舞の「ゆき」とシェイクスピアの「ロミオとジュリエット」(朗読)、古典落語の「たちぎれ」のコラボ公演を開催。好評を受けて、同じメンバーでの再演が決まった。今回はテーマの違う2公演を追加して3公演を開催。「恋慕=人が人を想い慕うことがどれほど麗しく、美しいか」を全公演、全演目の柱としながら、異なる演目の組み合わせで色合いの違う公演を楽しめる形となっている。

415日の昼公演(12時開演)のテーマは「人を人とみる『平等』」で、上方舞「こすのと」、朗読の「星の王子さま」、そして落語は「紺屋高尾」。15日の夜公演(17時開演)は「人を愛する『自由』」をテーマに上方舞の「ゆき」、朗読の「ロミオとジュリエット」、落語は「たちぎれ」。わかぎは「この公演は3つの公演の中の核」と語る。16日のテーマは「人を待つ『博愛』」。O・ヘンリーの「賢者の贈り物」の朗読の後に、落語の「芝浜」、最後は上方舞の「萬歳」。「『博愛』、これが一番難しい。愛し合いながら、すれ違うことは世の中にいっぱいある。博愛はすごいテーマです」(わかぎ)。

「落語と文学の会」同様、この会でも朗読の後に落語を口演する流れとなる。春蝶は「紗綾さんは素晴らしい助走を落語の前につけてくださる。やりやすい状況を作ってくれる。安心して(後に)上がれます」と絶賛。また、この会ではわかぎゑふの演出が入り、朗読には演技指導も入る。桂紗綾アナウンサーも「落語と文学の会」では着物で朗読を行っているが、今回はドレスを着用。また、公演当日は朗読した録音を元に、新しく作った音楽に合わせて朗読が行われる。一昨年の公演で初めて演出が入ったという若静紀は「演出が入ることでわかりやすく見ていただける。こんな風にするとこう見える、アピールできると、ものすごく大きな発見でした。初めて見る方にも舞踊って意外と見やすいな、難しくないなと楽しめると思います」と語った。

2020年に、コロナ禍で集まって稽古をすることが難しい状況だったにもかかわらず、集まった当日に新作狂言の上演ができた経験から、わかぎは「古典すごいなと思ってて。人の声の凄さとか、肉体の凄さとか、新作をやっていける情熱とか、そういうものが古典の人たちのふだんのベースの中にあるんやなと改めてその日に確認しました。“すぐに何かできる凄さ”をつないでいけたら、もっとおもしろいなと。新しいプロデュースをしたら、この人たちの持っている元々のベースを広げていけるんじゃないか」と思い、この新しい試みを受けたという。また、この会は「基本は古典で、セレクトショップのような会」と位置づけ、「いろんなことが同時に知れて、こうやってつながっていることがわかる。ここへ来れば、いろんな文化が横につながっていると思ってもらえると思います」と語った。

RENBO/恋慕~いつの世も人は人を想う~」

4/15() 開演=12:00/17:00

4/16() 開演=12:00

会場=ABCホール(阪神・JR「福島」,JR「新福島」、京阪「中之島」)

https://www.asahi.co.jp/abchall/map/

料金=4800(全指) 

※プレミアシート、通し券は完売

http://abc-ticket.pia.jp/event.do?eventCd=2245200

左から菊央雄司,山村若静紀、桂春蝶、わかぎゑふ、桂紗綾

2023年4月13日木曜日

「第9回上方落語若手噺家グランプリ」予選会<第2夜>

412日に「第9回上方落語若手噺家グランプリ」の予選<第2夜>が開催され、林家染八さんが1位、桂慶治朗さんが2位、桂おとめさんが3位に選ばれました。

左から慶治朗さん、紋四郎さん、呂好さん、智六さん、おとめさん、三実さん、喬龍さん、秀都さん、染八さん、司会の銀瓶さん

司会は笑福亭銀瓶さん、審査は桂枝女太さん(審査委員長)、笑福亭竹林さん、桂あさ吉さんがつとめました。今回は2名がタイムオーバーでした。

 右から審査員のあさ吉さん、竹林さん、枝女太さん、司会の銀瓶さん

 「上方落語若手噺家グランプリ」は繁昌亭から若手のスターを生み出そうと創設され、今回が9回目。今回は上方落語協会所属の若手36名がエントリーしました。天満天神繁昌亭の夜席で4夜に分け、4月の毎週水曜日に予選会が行われます。予選各回の上位2名と敗者復活で選ばれた1名の計9名が620日に開催される決勝に進出します。

4/12() 開演=18:30 

●染八「二人癖」/秀都「おごろもち盗人」/喬龍「あーるてぃーえー」/三実「六波羅探題」/おとめ「桂あやめ一代記・母の靴下(旭堂南湖・作)/〈仲入り〉/智六「相撲場風景」/呂好「獅子の子」/紋四郎「千早振る」/慶治朗「いらち俥」(出演順)

                 1位の染八さん

 


                 2位の慶治郎さん



              3位のおとめさん(左から2人目)

 


予選第3(4/19)、予選第4(4/26)のチケットも好評発売中です。

  

2023年4月5日水曜日

「第9回上方落語若手噺家グランプリ」予選会<第1夜>

本日45日に「第9回上方落語若手噺家グランプリ」の予選<第1夜>が開催され、笑福亭笑利さんが1位、桂文五郎さんが2位、桂ぽんぽ娘さんが3位に選ばれました。

司会は笑福亭銀瓶さん、審査は桂枝女太さん(審査委員長)、桂米左さん、桂文三さんがつとめました。

「上方落語若手噺家グランプリ」は繁昌亭から若手のスターを生み出そうと創設され、今回が9回目。今回は上方落語協会所属の若手36名がエントリー。天満天神繁昌亭の夜席で4夜に分け、4月の毎週水曜日に予選会が行われます。予選各回の上位2名と敗者復活で選ばれた1名の計9名が620日に開催される決勝に進出します。


4/5() 開演=18:30 

●ぽんぽ娘「シングルデブ」/二豆「がまの油」/太遊「来て!観て!イミテイ村」/紫「稽古屋」/文五郎「二人癖」/〈仲入り〉/笑利「河童の河太郎」/恩狸「アニバーサリー」/和歌ぽん「大安売」/笑金「ミスター・スメルバズーカ」(出演順)

 

左から3位のぽんぽ娘さん、恩狸さん、1位の笑利さん


 左からぽんぽ娘さん、恩狸さん、笑利さん、2位の文五郎さん、銀瓶さん、枝女太さん


 予選第2(4/12)、予選第3(4/19)、予選第4(4/26)のチケットも好評発売中です。

2023年2月9日木曜日

「東西落語交流会~東西ラクフェス~」(2/8~10)

人気と実力のある東西の若手落語家6名が、東西総当たりの二人会の形で1日に3公演、3日間で全9公演を開催する「東西落語交流会~東西ラクフェス~」が昨日、大阪の心斎橋パルコ14階のSPACE14で開幕した

 上方からは全国ツアーも行っている人気の上方落語ユニット「おもしろハッピー落語会」のメンバーから桂雀太と桂華紋、桂二葉、東京からは成金メンバーで人気と実力を兼ね備えた柳亭小痴楽、昨年のNHK新人落語大賞を受賞した立川吉笑、雀太が「ただただ男前」と評する春風亭昇羊が登場。上方の3人と吉笑はNHK新人落語大賞を受賞するなど実力派が顔を並べる。

実行委員会の代表を務める雀太は「より多くの人に落語に触れてもらいたいです」と語り、初めての人にも気軽に楽しんでもらえるように1公演を70分とコンパクトにした。「鉄板ネタを持ってきてくれと言っているので、それぞれ自信たっぷりのネタを引っさげてやってくれると思います」と雀太。6人の個性がぶつかる熱いバトルをぜひ!

 


雀太


「東西ラクフェス」

料金=1公演2000 1日通し4000 3日通し10000

会場=SPACE14 (メトロ「心斎橋」,心斎橋パルコ14F)

https://shinsaibashi.parco.jp/info/access/

 

2/8()  

開演=16:00 出演=吉笑/二葉

開演=18:00 出演=小痴楽/雀太

開演=20:00 出演=昇羊/華紋

 

2/9()  

開演=16:00 出演=小痴楽/華紋

開演=18:00 出演=昇羊/二葉

開演=20:00 出演=吉笑/雀太

 

2/10()  

開演=16:00 出演=昇羊/雀太

開演=18:00 出演=吉笑/華紋

開演=20:00 出演=小痴楽/二葉


問い合わせ&予約=LUCK FES実行委員会:090-6976-1777

luckfes@gmail.com


https://shinsaibashi.parco.jp/event/detail/?id=22182



 

2023年1月28日土曜日

二代目「三題噺王」は桂小鯛さん

昨日、天満天神繁昌亭の夜席で、「落語と絵本のアニュアーレ2022・三題噺王決定戦決勝ラウンド」が開催され、桂小鯛さんが最優秀賞を受賞し、二代目三題噺王に輝きました。優秀賞は桂慶治朗さん、笑福亭仁智賞には桂ぽんぽ娘さんが選ばれました。おめでとうございました!


左から仁智会長、小鯛さん、慶治郎さん

2023年1月27日金曜日

落語と絵本のアニュアーレ2022・三題噺王決定戦決勝ラウンド(1/27)

 本日,午後6時から天満天神繁昌亭の夜席で「落語と絵本のアニュアーレ2022・三題噺王決定戦決勝ラウンド」が開催されます。

「落語と絵本のアニュアーレ」は若手落語家による三大噺を題材に、「はなし画」を公募し、優秀な作品の絵本化を目指す夢のある企画です。

今夜はその題材となる3つの題を織り込んだ新作落語の王者が決定します。



 昨年9月に行われた予選を通過した森乃石松、桂ぽんぽ娘、桂小鯛、桂あおば、桂慶治朗、桂三実の若手6名が登場します。表彰式では、6名の噺をもとに作成、公募された絵画「はなし画」の優秀作も顕彰されます。


石松


ぽんぽ娘


小鯛


あおば



慶治朗

 
三実

問い合わせ=天満天神繁昌亭:06-6352-4874

「大阪落語祭」が本日開幕(1/27)

若手から大御所まで、上方の落語家約250名が出演する「第3回大阪落語祭」が今日から214日まで開催されます。「大阪落語祭」は文化芸術活動を支援し、大阪府民に鑑賞機会を提供する「大阪府文化芸術創出事業」の一環として、2020年から始まりました。

本日の午後7時から大阪・なんばグランド花月公演で初日の幕開け公演が行われます。桂福団治さんや桂文枝さん、桂南光さんら豪華メンバーが顔を並べ、口上も行われます。 

明日以降、心斎橋PARCO内のSPACE14や天満天神繁昌亭、心斎橋角座、動楽亭のほか大阪府内のホールなどで主催や参加公演が開かれます。

初日と一部公演をのぞいて、入場料は1公演1000円です。

詳細はHPで。

https://osaka-rakugomatsuri.com/