上方落語の定席・天満天神繁昌亭の7月1日再開に先立ち、6月26日から28日までの3日間で全5公演のプレ公演「もうすぐ再開・繁昌亭」が企画され、初日の26日には約90名の地元関係者が来場しました。
来場者にはマスクの着用が義務付けられ、入り口では手指の消毒と検温を行ってから入場します。
フェースシールドとマウスをつけたスタッフに検温してもらうABCアナウンサーの桂紗綾さん
検温器のカバーは笑福亭鶴笑さん作
場内では飲食が禁止となり、前後左右を1席ずつあけた「市松模様」に着席します。
天満天神繁昌亭は3月3日から自粛が続き、7月1日の再開は121日ぶりとなります。冒頭、笑福亭仁智上方落語協会会長は、「お客さんも久しぶりでしょうか、出る方も久しぶり。ネタを忘れたり、飛んだりハプニングがあるかもしれませんが、最後までお楽しみください」とあいさつ。その後、6名の落語家が久々の高座で落語を披露しました。
笑福亭仁智上方落語協会会長(写真提供=上方落語協会)
7月1日から昼席は午後2時開演で以前より2名少ない6名が出演する約2時間のコンパクト版となり、8月23日までは協会員が日替わりで出演します。
入場料は据え置きですが、抽選で手拭いがプレゼントされるなどのサービスが予定されています。
また、昼席のもようはライブ動画配信サービス「ぴあライブストリーム」を使って、連日有料生配信されます。視聴料は1日1500円で、配信終了から2日後の午後1時59分まで視聴が可能です。
問い合わせは天満天神繁昌亭(℡06-6352-4874)
※クレジットのついていない写真はすべて日高美恵が撮影しています。