2017年10月29日日曜日

11月号を入稿しました!

「よせぴっ」201711月号を1023日に入稿しました! 

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの伊藤史隆さん、「じゅずつなぎ」は露の都さんにご登場いただいております。 




露の都さん


11月号の読み物では、林家染丸門下の林家菊丸さんの繁昌亭での独演会、桂雀三郎さんの年に一度のサンケイホールブリーゼでの独演会、桂南天さん、桂紅雀さん、林家染左さん、桂阿か枝さんが大阪・高津神社の絵馬殿で2日間にわたって行う「開運! らくご祭り!」、小佐田定雄さんの落語作家生活40周年を記念した「発掘!カイシ」、毎年11月に奈良で開かれている「奈良町落語ふぇすてぃばる」、大阪天満宮の北側に完成した「高坐招魂社」、10月8日に行われた「三喬改メ七代目笑福亭松喬襲名披露公演」ほかをご紹介しています。

今年1月からスタートした「島之内寄席通信」は、11月の「島之内寄席」で開催される「国際交流島之内寄席」について、桂三金さんが綴ってくださいました。




「開運! らくご祭り!」(11/34、高津神社)
2日間で4公演を開催。両日とも昼の部は1席を15分に仕立て直して演じる「コンパクト落語の会」、夜の部は3席をじっくり聴く会となります。



 「第3回林家菊丸独演会」(11/8、天満天神繁昌亭)
林家菊丸さんが、「人情」「滑稽」「芝居音曲」の3種の落語を披露します。


「発掘カイシ! その3(11/13)
落語作家の小佐田定雄さんの落語作家生活40周年を記念して、作・脚色をした小佐田作品5席が並びます。また、今回は三遊亭円朝作品を小佐田さんが上方版に復活改作します。



「桂雀三郎独演会」(11/26)
年に一度のサンケイホールブリーゼでの独演会。今年は季節の違う3席を演じます。





「三喬改メ七代目笑福亭松喬襲名披露公演」(10/8)
笑福亭三喬さんが師匠の名を継ぎ、七代目笑福亭松喬を襲名。108日に道頓堀の大阪松竹座で昼夜の襲名披露公演を行いました。
襲名披露公演昼席口上
左から笑福亭銀瓶、笑福亭鶴瓶、桂福団治、七代目笑福亭松喬、桂文枝、桂ざこば、柳家さん喬

写真提供:松竹芸能





「高坐招魂社」完成!(10/18)
大阪天満宮北側の星合池のほとりに上方落語の継承と発展に貢献した先人物故者を顕彰する境内社「高坐招魂社」が完成。鎮座祭が行われました。



 「田辺寄席800回記念公演」(10/21)
老舗地域寄席の「田辺寄席」が800回を迎え、記念公演とパーティーが開かれました。
 口上左から笑福亭鶴志、桂文福、桂福団治、桂小春団治、桂文太

発行後に随時、読み物も追加でアップしていきます。お楽しみに!
「よせぴっ」201711月号は1031に発送します! 
11月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。
紙面は発送後にアップします。ご活用ください。 

 
※露の都さんの写真と「三喬改メ七代目笑福亭松喬襲名披露公演」以外の写真は日高美恵が撮影しました。写真の無断転載はご遠慮ください。


2017年10月28日土曜日

10月追加便 「まどか浪曲研鑽会

 追加の浪曲会のご案内です。
 紙面には掲載されておりませんが、ぜひお運びください。
 菊地まどかさんが大阪の駒川で続けている会です。 
 「まどか浪曲研鑽会」終了後には師匠の京山小円嬢さんとの
 浪曲教室も行われます。 
 
まどか浪曲研鑽会
10/31()  開演=13:30
会場=駒川文化センター・和室(地下鉄「駒川中野)
料金=1500(完全予約制)
出演=菊地まどか(2席)
問い合わせ=三栄企画: 06-6631-0659

小圓嬢・まどか師弟浪曲教室
10/31()  開講=15:00
会場=駒川文化センター・和室(地下鉄「駒川中野)
料金=大人3000 学生2000(完全予約制)
出演=京山小圓嬢/菊地まどか

問い合わせ=三栄企画: 06-6631-0659

2017年10月27日金曜日

「小痴楽・三語のさる・ごりら落語会」(10/28)


 昨年、大阪と東京で初めて開催し、話題を呼んだ「小痴楽・三語のさる・ごりら落語会」。東京の人気の二ツ目、柳亭小痴楽と六代桂文枝門下の桂三語がタッグを組んだこの二人会が今年も大阪で開かれます。2年目を迎えたこの会とご自身のことについて、三語さんにお話を伺いました。



    桂三語 1985年、兵庫県出身。2009年、六代桂文枝に入門


―昨年はトークの後にそれぞれが古典を2席ずつ演じました。

僕は大阪では古典の「手水廻し」と「天狗裁き」をやりました。渋いネタですけど、わかりやすい。この会に関しては聞きやすいネタをチョイスしようと思っています。小痴楽兄さんとは色が違いますし、終わった瞬間に「来年もやりたいな」と率直に思いました。

―今年はどんな風に?

去年と同様、前座なしで、着物姿の2人がトークをして、それぞれが落語を2席ずつ。最初、僕は兄さんに「挑戦したらいい」と思ってたんですけど、去年、僕が東京でやったネタが面白かったと兄さんが言ってくださって、その後の大阪の会に向かう新幹線の中でどうやったら勝てるかと考えていたと聞きました。嬉しかったです。

―対抗心あふれる二人会ということですね。ネタは決めていますか?

当日のお楽しみです。「どないなんねん」ってドキドキワクワク感があります()。兄さんが何をやるのかわからないので。3つか4つ、準備していこうと思っています。

―小痴楽さんは古典派ですから、三語さんは新作をされるとか?

毎回思うんですけど…。最初、兄さんは、僕の師匠が六代桂文枝やから新作をやる人やとイメージしていたんですけど、「フタを開けたらバリバリ古典じゃん!」って()。たぶん古典で行くと思います()

―今後、この会はどういう会にしていきたいですか?

「やり続けることが大事やな」と最近思ってて。浮き沈みはもちろんあると思いますけど、やり続けたら徐々にいい会になっていくという変な自信があります()。小痴楽兄さんみたいな粋な感じは無理やと思いますが、この人にどうやったら対抗できるんやろうと考えながらやってる最中です。

―三語さんはこれからどういう方向を目指して行かれますか?

具体的なことはまだ考えられないんですけど…。去年から2か月に1度、「三語研鑽会」という自分の勉強会を始めたんですよ。毎回、1席くらいネタおろしをしようと考えてやっています。それをやって、やっぱりやり続けることって大事やなと感じてきたんです。こういう感じでやっていったらええねんな、とか自分のキャラをちょっと崩した方がやりやすいわとか。昔やって、全然やってないネタを久しぶりにやったら、あれ、思ってたより受けるわとか。「何でやろう?」と考えるようになりましたね。もう1回挑戦しようという気持ちでやったネタが、結構結果が出たり。そういうのが見えてきた段階ですね。つきあってくださるお客さんも本当にありがたいです。

―あと2年で入門10年ですね。何か企画されていますか?

10年たったら(天満天神)繁昌亭が借りれるんです。入門10年の(林家)染吉兄さんや(笑福亭)生寿兄さんが最近繁昌亭で独演会をやってはるのを見て、どんな風にやってはるのかなと気になります。僕も10年になったら繁昌亭で独演会をやりたいなと思っています。ネタですか? うちの師匠・文枝が作った「大阪レジスタンス」をやりたいと思っています!

―大ネタですね! 楽しみにしています。最後に会に向けて一言お願いします。

もちろん、ドキドキワクワクしますが、いつも通りで、一生懸命やるだけです。そして、楽しむことですね! ぜひ、いらしてください!




「小痴楽・三語のさる・ごりら落語会」
10/28() 開演=1430
会場=中之島会館(地下鉄「肥後橋」,中之島フェスティバルタワー・ウエスト4F)
料金=前2500円 当3000(全指)
問い合わせ=チケットよしもと:0570-550-100




2017年10月10日火曜日

「10月10日はテントの日」(10/10)

昨年927日に事故で亡くなったテントさんを偲ぶ会が本日トリイホールで開催されます。

テントさんは1951年、八尾市生まれ。197411111111分に漫談家・大空テントとして新世界の新花月で初舞台を踏み、1986年にテントに改名。独特の芸風で人気を集めました。
今回は1999827日に茶臼山舞台で行われた初の単独ライブ「テントひとりぼっち」から2015520日にトリイホールで行われた「テント64~一笑健明願夢春」までのリサイタル映像の中から、厳選した映像が上映されます。

1周忌追善座談会には落語作家の小佐田定雄さん、落語家の桂あやめさん、タレントのタージンさん、ライターの仲谷暢之さんが出演し、在りし日のテントさんを偲びます。
前売り券は完売ですが、当日券が発売されます。

1010日はテントの日」

10/10() 開演=1900
会場=トリイホール(各線「なんば」,上方ビル4F)
料金=前2000 当2500



1012日から、カメラマンの宮崎金治郎さんの写真展「人間国宝 桂米朝展」が京都で開催されます。

宮崎金次郎写真展3「人間国宝 桂米朝展」

会期=10/12()17()
  11:0019:00(最終日は15:00まで)
会場=ギャラリー古都 
京都市中京区河原町通蛸薬師東側塩屋町327 三條サクラヤビル6F
 TEL&FAX:075‐257-2666





2017年10月7日土曜日

「よせぴっ」10月号

「よせぴっ」201710月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。ご活用ください。

「よせぴっ」10月号のお知らせ

「よせぴっ」201710月号は各所で配布中です。

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂花団治さんにご登場いただいております。 




桂花団治さん

 10月号の読み物では、今年芸歴40年を迎えた桂小春団治さん1人で5席を演じる独演会、同じく今年芸歴40周年の桂塩鯛さんのサンケイホールブリーゼでの独演会、襲名20年を記念して開催する林家染二さんの独演会、桂きん枝さんが師匠の前名の「小文枝」を2019年春に襲名する発表会見、2005年に亡くなった桂吉朝さんの十三回忌追善の「吉朝一門会」、仕事帰りに楽しめる落語会「アーバン寄席」、落語バージョンと芝居バージョンで演じられるわかぎゑふさん作の“わ芝居”「カラサワギ」、喜味こいしさんの七回忌を偲ぶ「いとし・こいしの夕べ」、船場を舞台に町ぐるみで楽しむイベント「古典芸能×近代建築で船場を遊ぼう」、毎年、織田作之助の誕生日前後に開催される「織田作まつり」ほかをご紹介しています。

今年1月からスタートした「島之内寄席通信」は、10月の「島之内寄席」で開催される「桂米朝孫弟子の会」について、桂あさ吉さんが綴ってくださいました。



「桂小春団治独演会」(10/7、ドーンセンター)
今年、芸歴40周年の小春団治さんが新作落語のみ5席を1人で演じます。
 (撮影=大亀京助)

 

 「桂塩鯛独演会」(10/9)
桂塩鯛さんの恒例のサンケイホールブリーゼでの独演会。芸歴40周年の今年は「地獄八景亡者戯」と「怪談市川堤」の大ネタ2席を演じます。(撮影=日高美恵)


「林家染二独演会」(10/28)
「林家染二」を襲名して20年の節目を迎えた林家染二さんが昼夜公演で小佐田定雄作の落語と古典落語各1席を演じます。



桂きん枝さんが「四代桂小文枝」を襲名(2019年春) (撮影=日高美恵)



「吉朝一門会」(10/24)
十三回忌追善公演はこの公演を皮切りに名古屋、東京、兵庫・尼崎で開催。各会場で吉朝さんの高座のDVDが上映されます。(撮影=日高美恵)




「アーバン寄席」(10/2)
午後7時半から落語3席を楽しめます。




「わ芝居 その壱 カラサワギ」
劇作家で演出家のわかぎゑふさんが書き下ろした本格的小型時代劇とそれを落語に仕立てた落語版が別々に上演されます。落語版は笑福亭銀瓶さんと桂吉弥さんが、主人公が違う2種のバージョンをそれぞれ演じます。



「いとし・こいしの夕べ」(10/28)
「いとこい」漫才のVTRが上映されるほか、幸助・福助さんが「いとこい漫才」を演じます。
(撮影=日高美恵)




「古典芸能×近代建築で船場を遊ぼう」(11/28)
今年も教養講座や講談の会など多彩なイベントが開催されます!


「第4回織田作まつり」(10/22)
記念講演と落語会のほか、マーケットも開かれます。



天満天神繁昌亭11周年記念公演(9/15)
繁昌亭が11周年を迎え、セレモニーと13回の特別公演が行われました。
(撮影=日高美恵)


発行後に随時、読み物も追加でアップしていきます。お楽しみに!