1月15日に天満天神繁昌亭で「新進落語家競演会」が開催され、
「牛ほめ」を演じた笑福亭喬介が新人賞を、「替り目」を
演じた桂雀太が奨励賞を受賞しました。
「新進落語家競演会」は上方落語協会から推薦された入門10年前後の
若手落語家で、月例の「島之内寄席」に出演した落語家が競い合う
コンクールで、毎年1月に開催されています。
今回は桂雀太、桂吉の丞、桂鯛蔵、笑福亭松五、桂三四郎、
笑福亭喬介、桂そうばが出演。このコンクールには毎回8名が
出場しますが、今回は露の団姫が欠場したため7名の競演となりました。
新人賞の受賞者は今年5月にサンケイホールブリーゼで開催される
「第53回なにわ芸術祭・上方落語名人会」に出演します。
また、新人賞には賞金10万円、奨励賞には5万円が賞金として贈られます。
おめでとうございました!
発表を待つ出演者。左から出演順にそうば、三四郎、
松五、喬介、吉の丞、雀太、鯛蔵、三ノ助(司会)
「めちゃくちゃ嬉しいです!!」と感極まる笑福亭喬介
(平成17年6月、笑福亭三喬に入門)
「まずは師匠に感謝したいと思います」(桂雀太)
(平成14年5月、桂雀三郎に入門)
<当日の演目>
そうば「親子酒」
三四郎「過去のないワイン」
松五「松竹梅」
喬介「牛ほめ」
中入り
吉の丞「仏師屋盗人」
雀太「替り目」
鯛蔵「初天神」
司会=三ノ助