12月8日に、上方落語協会主催の「第8回上方落語台本募集」の
結果が発表されました。
「上方落語台本」を広く公募する台本コンクールで、
桂文枝上方落語協会会長(委員長)、笑福亭福笑さん(副委員長)、
笑福亭仁智さん、桂あやめさん、桂三風さん、月亭遊方さん、
恩田雅和繁昌亭支配人が選考委員をつとめています。
7月31日に締め切り、北海道から沖縄までの全国から
送られてきた223作の応募の中から大賞、優秀賞、佳作のほか、
今年は桂文枝特別賞も設けられました。受賞作は以下の通り。
大賞 「おかん」 松本愛郎さん(和歌山県、自営業)
優秀賞 「 移植屋さん」 久坂部羊さん(大阪府堺市、医師・大学教員)
「ぜいきん」 青山知弘さん(大阪市、会社員)
佳作 「さん付け」神崎京一さん(大阪市、会社員)
「 臨時スタントマン」 高鍋隼人さん(兵庫県伊丹市、演芸作家)
桂文枝特別賞 「 実在生物」 はやしや福さん(大阪市、自営業・三味線方)
受賞作は2016年2月3日に天満天神繁昌亭夜席で開催される
「台本作発表落語会」で演じられます。
「おかん」(桂文枝)、「移植屋さん」(桂九雀)、
「ぜいきん」(桂あやめ)、「さん付け」(笑福亭鶴二)、
「臨時スタントマン」(月亭遊方)、「実在生物」(桂三度)
「上方落語台本募集」は今回で一旦終了し、
また改めて再開する予定です。