「よせぴっ」2024年2月号(210号)を1月31日に発送しました!
読み物では喜楽館で開催された「震災ウイーク」のもよう、喜楽館でのそうばさんの「第6回上方落語若手噺家グランプリ受賞記念ウィーク」、「バレンタイン女流ウィーク」、芸歴30年を迎えた桂米紫さんのサンケイホールブリーゼ独演会、まんぷくブラザーズのサンケイホールブリーゼ公演、露の都さんの芸歴50周年記念公演「噺家五十年 露の都十八番」ほかを掲載しています。
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「震災復興ウィーク」
神戸新開地・喜楽館昼席で、今年も1月8日から14日まで「笑ってがんばろう! 震災復興ウィーク」が行われました。神戸在住やゆかりのある落語家が日替わりで登場し、伊藤史隆支配人とABCテレビが保有する震災アーカイブ映像を見ながら当時を振り返りました。また、伊藤支配人らが今年の元旦に起きた「令和6年能登半島地震」への募金を呼び掛けました。喜楽館の募金箱ほかで4月30日まで受け付ける予定です。
左から伊藤史隆支配人、笑福亭松喬
募金を呼び掛ける伊藤史隆支配人
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「桂そうば第6回上方落語若手噺家グランプリ優勝お祝いウィーク」
(1/29~2/4、神戸新開地・喜楽館)
昨年6月に開催された「第6回上方落語若手噺家グランプリ」で優勝した桂そうばさんの優勝お祝いウィークが1月29日から始まりました。そうばさんが連日トリをつとめます。
左から伊藤史隆支配人、桂そうば
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「バレンタイン女流ウィーク」
(2/12~18、神戸新開地・喜楽館)
落語家に加え、女道楽の内海英華や講談師、浪曲師ら20人を超える女流が日替わりで登場します。
左から桂あやめ、露の団姫
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「桂米紫独演会」
(2/23、大阪・サンケイホールブリーゼ)
桂米紫さんが入門30年を記念して、初めてサンケイホールブリーゼで独演会を開催します。師匠の桂塩鯛さんがゲストで華を添えます。
桂米紫
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「桂雀三郎withまんぷくブラザーズコンサート」
(2/24、大阪・サンケイホールブリーゼ)
桂雀三郎withまんぷくブラザーズが初めてサンケイホールブリーゼに登場。ゲストの元OSK日本歌劇団トップスター・桜花昇ぼるさんと共演します。
左からミンチスキー東、リピート山中、雀三郎、ボルケーノ赤木、桜花昇ぼる
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「噺家五十年 露の都十八番」
(3/1~3、8~10、大阪・中之島会館)
今年、芸歴50年の露の都さんが、入門月の3月に1日に3席ずつ、6日間で計18席を披露する独演会「噺家五十年 露の都十八番」を開催します。東西から豪華ゲストが出演し、芸歴50年を祝います。
左から眞、瑞、都、棗、陽照(紫は欠席)
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<BOOK>
「スマホで見る阪神淡路大震災―災害映像がつむぐ未来への教訓」
(木戸崇之(朝日放送テレビ)著/西日本出版/1500円,税別)
朝日放送のテレビカメラが撮影した阪神淡路大震災の当時の現場の映像を「取材映像アーカイブ」としてウエブで公開した中から357の映像を選択。スマートフォンをQRコードにかざすことでその映像を見ることができます。写真と文も合わせて当時を知る貴重な一冊。2020年刊行。
写真提供=西日本出版
※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。各写真の無断転載はご遠慮ください。