2023年8月4日金曜日

「怪談牡丹灯籠」通し公演

 上方落語協会所属の落語家の中で最年長の笑福亭円笑さんが、84日に天満天神繁昌亭の夜席で三遊亭円朝作の怪談噺「怪談牡丹灯籠」全4編の“通し口演”を行います。


 左から入谷和女(三味線)、円笑、松五、団治郎

円笑さんは1940326日、東京・品川生まれ。小学生の頃からアマチュア落語家として活躍。六代目三遊亭円生への入門を志すが叶わず、アマチュアで落語を続けていましたが、夢をあきらめきれずに、1981年に六代目笑福亭松鶴に入門。上方落語界で唯一、江戸落語を演じる落語家として幅広く活動しています。

 今回は歌舞伎などで知られる長編の「牡丹灯籠」の「お露新三郎」「お札はがし」「お峰殺し」「関口屋のゆすり」の4編を一人の演者が一気に口演する画期的な試みです。噺の中にはハメモノをたっぷりと入れ、照明などにも工夫を凝らします。

 


「成功したら、東京や名古屋でもやりたいとおもいます」(円笑)

 

「怪談牡丹灯籠」通し公演

8/4() 開演=1820 

料金=前2500 当3000

会場=天満天神繁昌亭

出演=円笑/松五/団治郎