「よせぴっ」2021年8月号(180号)を7月29日に発送しました!
人気のリレーエッセイ「笑うてABC」に三代澤康司さん、「じゅずつなぎ」は桂小留(ちろる)さんにご登場いただいています。
桂小留さん(提供写真)
読み物では毎年8月8日に開催される桂文珍さんの恒例の独演会、7月31日の公演で200回を迎え、来年1月まで200回記念イヤーとして、月替わりの企画を開催する「初心者のための上方伝統芸能ナイト」、今年15周年を迎える天満天神繫昌亭の特別公演の紹介、夏休みの子供向け落語会、露の団姫さんが7月7日に兵庫県尼崎市に開山した「道心寺」での「縁日寄席」ほかを掲載しています。
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「縁日寄席」
(8/3・13・23、道心寺)
露の団姫さんが7月7日、兵庫県尼崎市に天台宗の寺院「道心寺」を開山しました。悩みの相談や仏事のほか、毎月3、13、23日には落語や講談などの演芸を楽しめる「縁日寄席」が開催されます。
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「吉例88 桂文珍独演会」
(8/8、なんばグランド花月)
桂文珍さんが毎年8月8日になんばグランド花月で開催している恒例の独演会が今年も開かれます。39回目の今回はゲストに兄弟子の六代桂文枝さんを招き、「たちきれ」と「軒付け」の2席を演じます。
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「初心者のための上方伝統芸能ナイト」
(8/21、山本能楽堂)
「初心者のための上方伝統芸能ナイト」が7月公演で200回を迎え、来年1月29日まで月例の記念公演を開催します。8月21日には歌舞伎の中村鴈治郎さんが忠信役、文楽人形遣いの吉田蓑二郎さんが静御前を遣って「義経千本桜」の「道行」を歌舞伎と文楽のコラボで上演します。
前列左から山本章弘、旭堂南春、旭堂南海、小笠原由嗣、春野恵子
中列左から豊竹呂勢太夫、内海英華、豊竹呂太夫、奥村旭翠、吉田蓑二郎、吉田玉助
後列左から菊地まどか、桂春蝶、桂吉坊、桂かい枝、竹澤宗助
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「繁昌亭15周年記念特別公演」
(8/30~10/3、天満天神繫昌亭)
天満天神繁昌亭が今年9月で15周年を迎えるのを記念して、8月30日から10月3日まで特別公演が行われます。昼席では8月30日から5週にわたり、笑福亭松鶴一門、桂春団治・露の五郎兵衛一門、桂文枝一門、林家染丸一門、桂米朝一門の順で週替わりの特別公演を、9月13日から19日までの週の夜席は日替わりで特別公演が行われます。来場者には15周年記念の特別仕様のパンフレットと手拭いがプレゼントされます。ロビーでは繁昌亭の15年を振り返る写真展も開催されます。
左から桂米団治副会長、笑福亭仁智会長、月亭遊方特別公演実行委員長
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<BOOK>
「語り芸パースペクティブ」
(玉川奈々福 編著/昌文社/2970円)
<BOOK>
「寄席育ち」
(三遊亭圓生著/岩波現代文庫/1580円、税別)
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