2016年11月14日月曜日

桂三金の「三題噺」ウィークがスタート!

桂三金が1114日から20日までの1週間にわたって、天満天神繁昌亭の昼席で「三題噺」に挑む。「三題噺」は観客から募った3つのお題を噺に織り込んで、即興で落語に仕立てて演じる趣向で、これまで三遊亭円朝作と言われる「芝浜」や「鰍沢」、柳家喬太郎作の「ハワイの雪」などの名作が生まれている。繁昌亭では初の試みとなる。

桂三金は平成6年に六代桂文枝(当時は三枝)に入門。古典落語とともに創作落語にも取り組み、2か月に一度、新作の会「できちゃったらくご」でネタ下ろしを続けている。

三金2008年に繁昌亭の創作賞をいただいて、1週間、繁昌亭の昼席で中トリに出させていただきました。東京の三遊亭円丈師匠や三遊亭白鳥さんが寄席で三題噺をやったというのを聞いて、その時に、自分も将来やってみたいと思っていました」

当日、三金は弟弟子の桂三幸とともに開演直後に舞台に登場して客席から題を募り、創作した噺をトリの前の出番で披露する。これまで自分の会では三題噺に挑んでいるが、今回は1週間連続で7作を創作する。

三金「自分がやりたいという意思が一番最初にあります。(お客さんには)劇場のライブ感を味わっていただいたら嬉しいですし、楽しみです。三題がふくらんで、そこからいい作品になっていければと思います」




              「芝浜」を超える落語を!


「天満天神繁昌亭昼席 桂三金 三題噺ウィーク」

11/14()20() 開演=13:00
会場=天満天神繁昌亭