2016年6月22日水曜日

「若手噺家グランプリ」優勝は笑福亭たまさん

「第2回上方落語若手噺家グランプリ」の決勝戦が
621日に天満天神繁昌亭の夜席で開催され、
「憧れの人間国宝」を演じた笑福亭たまさんが優勝、
「つぼ算」を演じた笑福亭喬介さんが準優勝に選ばれました。


「上方落語若手噺家グランプリ」は繁昌亭から若手のスターを
生み出そうと昨年創設され、今回が2回目の開催です。
上方落語協会所属の入門4年から20年までの若手がエントリーし、
天満天神繁昌亭の夜席で4月に4夜に分けて予選会が行われました
予選各回の上位2名と敗者復活で選ばれた2名の計10名が
21日の決勝に挑みました。在阪各局のプロデューサー、
ディレクター7名が決勝戦の審査をつとめました。



                 左から文喬(司会)、桂雀太、林家笑丸、桂ちょうば、
                 桂雀五郎、桂三語、笑福亭喬介、桂三四郎、
                 笑福亭たま、桂あおば、露の眞







準優勝に選ばれた喬介さんには賞状と楯、賞金5万円が贈られました。

喬介「ものすごい楽しい方ばかりなので、その中で2位ということは
     ほんとうに嬉しくて。また、落語会にもお客さん、来てくださいね」




優勝のたまさんには賞状、楯、賞金20万円と2016年の刻印入りの
バカラグラスが贈られました。

たま「本当に今日は嬉しいです。みなさん全員、コンクールの
      取り方を熟知している中での勝負で、誰が勝ってもおかしくない
      状況やったので、ものすごい嬉しいです。
   今までで一番嬉しい賞です。
      ありがとうございました!」





文枝「さすが、4回の予選を勝ち抜いただけあって10人のみなさんの
熱演が本当に素晴らしかったと思います。それぞれの個性を、
そしてネタの選び方も熟知して、頑張ったと思います」