1月14日に「第9回繁昌亭大賞」の受賞者による
記念の落語会が天満天神繁昌亭で開かれました。
「繁昌亭大賞」は天満天神繁昌亭で活躍する
入門25年以下の落語家の中から年に一度選ばれます。
昨年11月に選考会が開かれ、林家花丸さんが大賞を受賞。
奨励賞は桂吉坊さん、創作賞は桂文鹿さん、
入門10年以下の落語家が対象となる新人賞の輝き賞には
桂小鯛さんと露の紫さんの2人が選ばれました。
記念落語会では授賞式が行われ、六代桂文枝
上方落語協会会長から、受賞者に賞状と記念の楯、
賞金が手渡されました。
輝き賞の桂小鯛さんは別の落語会に出演するため
授賞式を欠席しましたが、中入り後に登場し、
「やかん」を演じました。
繁昌亭昼席では順に受賞記念ウィークが行われます。
この形の「繁昌亭大賞」は今回が最後となり、
次回からは大賞と奨励賞のみが選ばれる新しい
スタイルになることが文枝会長から発表されました。
「輝き賞」に変わる新しい新人コンクールが
今年の6月に開催される予定です。
左から桂吉坊さん、桂文枝会長、林家花丸さん、桂文鹿さん、露の紫さん
※桂小鯛さんは授賞式には欠席