2019年10月1日火曜日

10月号を発送しました!


「よせぴっ」201910月号(158)926日に発送しました! 人気のリレーエッセイ「笑うてABC」は朝日放送アナウンサーの伊藤史隆さん、「じゅずつなぎ」は桂りょうばさんにご登場いただいております。


桂りょうばさん(りょうばさん提供)

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10月号の読み物では、桂吉坊さんが言葉を生業としている人とともに開く「ことのは会」、桂米紫さんが入門25年を記念して開く25日間の落語会「桂米紫25日落語会」、露の団四郎さんの大阪仁輪加と井上陽一さんの活弁との競演「無声映画と大阪仁輪加」、桂塩鯛さんが毎年、サンケイホールブリーゼで開催している「桂塩鯛独演会」、桂よね吉さんと狂言の茂山千五郎さんが続けている「笑えない会」、林家菊丸さんが入門25年記念で初めてなんばグランド花月で開催する「林家菊丸25周年記念独演会」、笑福亭松喬さんが大阪松竹座で開く独演会「第1回松喬三昧」、毎年恒例の「織田作まつり」、繁昌亭の13周年記念セレモニーほかをご紹介しています。

人気の連載エッセイ「島之内寄席通信」は、月亭天使さんが「島之内寄席」の10月席について綴ってくださいました。




トリの笑福亭福笑さん(上方落語協会提供)

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「第1回 ことのは会」
 (10/3、天満天神繁昌亭)
言葉を使う他ジャンルの芸能と競演する会の第1弾は「文楽」がテーマ。吉坊さんと文楽座太夫の豊竹芳穂太夫さん、文楽座三味線の鶴澤友之助さん、木ノ下歌舞伎主宰の木ノ下裕一さんが登場します。



左から芳穂太夫、吉坊、木ノ下裕一、友之助(吉坊さん提供)

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桂米紫25日落語会
 (10/42918日をのぞく、千日亭)

平成6年入門組の桂米紫さんが25周年を記念し、25日間の落語会を開催します。12席ずつ、計50席を演じます。



桂米紫さん

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無声映画と大阪仁輪加
 (10/12、神戸新開地・喜楽館)

 今年芸歴40年となる関西で唯一の活弁士、井上陽一さんと大阪仁輪加を継承する露の団四郎さんが共演する貴重な会です。



井上陽一()さん、団四郎さん

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桂塩鯛独演会
 (10/14、サンケイホールブリーゼ) 

恒例のサンケイホールブリーゼでの独演会、今回、塩鯛さんは「くしゃみ講釈」と師匠の桂ざこばさんの得意ネタ「へっつい幽霊」、六代桂文枝さんの創作落語「鯛」の三席を演じます。



 桂塩鯛さん

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8回 笑えない会
 (10/14、京都府立府民ホール・アルティ)

桂よね吉さんと狂言師の茂山千五郎さんが2012年から開催している「笑えない会」。それぞれが毎回、難曲や大ネタに挑んでいます。今回、千五郎さんは上演されることがほとんどない「離縁の沙汰」を、よね吉さんは「天下一浮かれの屑より」を初演します。




茂山千五郎さん(左)、桂よね吉さん
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1回 松喬三昧
 (10/26、大阪松竹座)

七代目笑福亭松喬さんが大阪・道頓堀の大阪松竹座で開く独演会の1回目。今回は泥棒ネタ三席を演じます。掌中の古典「転宅」や「子盗人」に加え、初めて小説を自分で仕立てた落語を演じます。



七代目笑福亭松喬さん

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林家菊丸25周年記念独演会
 (10/27、なんばグランド花月)

林家菊丸さんが落語家生活25周年を記念して、初めてなんばグランド花月で独演会を開催します。一人で古典の「湯屋番」と「幸助餅」、自作の「留学生マットくん」と「貢ぐ女」の4席を演じるほか、師匠の林家染丸さんたちからの映像メッセージなども華を添えます。




林家菊丸さん

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天満天神繁昌亭13周年記念セレモニー
 (9/1、天満天神繁昌亭) 

2006年にオープンした天満天神繁昌亭の13周年を祝う記念式典が915日の記念公演開演前に行われました。20198月末時点での来場者数は1782917人と発表されました。






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magazine
「調査情報」(TBSメディア総合研究所/731円、税別)

TBSメディア総合研究所が隔月で発行している放送専門誌。20181112月号から2019910月号まで桂雀喜さんが連載されていました。取り扱いは東京の八重洲ブックセンター、丸善日本橋店、紀伊國屋書店新宿本店、三省堂神田本店、ジュンク堂池袋店、MARUZEN&ジュンク堂渋谷店で。上記取扱書店以外でも、最新号やバックナンバーの取り寄せができます。
富士山マガジンサービス(Fujisan.co.jp)、Amazonamazon.co.jp)などでも取り扱っています。最新号やバックナンバーの取り寄せも可能です。



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 <COMIC>
「定本 寄席芸人伝」  (古谷三敏/小学館/361円、税別)

古今東西の寄席芸人の日常や生きざまを虚実交えながら描いた名作コミック「寄席芸人伝」をコンビニ向けに再編集し、1集に十数話ずつ収録したシリーズが今年1月から月刊で発売されています。各集に特別コラム「昭和名人列伝」と東京の4つの寄席の月間案内も掲載されています。



※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。各写真の無断転載はご遠慮ください。

10月号の紙面は「よせぴっ」のオフィシャルブログからダウンロードできます。紙面はアップされています。ご活用ください。