2023年9月28日木曜日

10月号を発送しました!

9月27日に「よせぴっ」23.10月号を発送しました! 

南森町、天神橋筋3丁目の薫々堂さん、三枝堂さん、ワーズカフェさん、繁昌亭さんには配達済です。

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」にはアナウンサーで、喜楽館支配人の伊藤史隆さんにご登場いただいています。

紙面に掲載していましても、会が中止や延期になる可能性があります。ご確認の上、お運びください。中止や延期情報は随時、オフィシャルブログにもアップしていきますので、こちらもご確認ください。

猛暑の影響で、10月号紙面に一部、むらのある場合があります。何卒、ご了承ください。

読み物では気軽に文楽を楽しめる「中之島文楽2023」、サンケイホールブリーゼで開催される「桂塩鯛独演会」、落語家と作家がタッグを組んで新作を披露する「ハナサクラクゴ」、林家染二が毎年秋に回を重ねる独演会ほかを掲載しています。

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中之島文楽 2023(10/1314)

大阪・淀屋橋の中央公会堂で開催されている「中之島文楽」。今年は「日高川入相花王~渡し場の段」と「増補大江山~戻り橋の段」を、旭堂南海の講談とプロジェクションマッピングとのコラボで上演します。

https://www.osakabunraku.jp/

 

左から太夫の竹本織太夫、三味線の鶴澤燕三、

人形遣いの吉田玉男、吉田一輔、講談の旭堂南海

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ハナサクラクゴvol.3

(10/13天満天神繁昌亭)

落語家の桂かい枝と桂吉弥、作家の米井敬人、石山悦子がタッグを組んで新作落語を作り、演じる落語会「ハナサクラクゴ」に、笑福亭笑利とお笑いコンビ「2丁拳銃」の小堀裕之が参戦。小堀は当日、自作の「ハンカチ」も演じます。

 

左から小堀裕之、笑利、石山悦子かい枝、米井敬人、吉弥

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「桂塩鯛独演会」

(10/15サンケイホールブリーゼ)

15回目となる大阪・サンケイホールブリーゼでの独演会。今回は「代脈」「どうらんの幸助」「まめだ」の3席を演じます。

https://www.sankeihallbreeze.com/

 


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「林家染二独演会」

(10/28大阪・エルセラーンホール)

染二恒例の独演会。今回は昼公演のみの予定だったが、急遽、夜公演も追加されました。今年、染二は昼夜とも「借家借り」と「火事場盗人」の二席を演じます。

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猫も杓子も

大阪・天満に新しい寄席スペース「猫も杓子も」が101日に正式オープンします。定員は約20名。落語会や音楽ライブ、ワークショップやミーティング、稽古など幅広く貸し出されます。

大阪市北区天満3-4-5 タツタビル301号

問い合わせ、申し込み:nekoshaku301go@gmail.com

   

新幸

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後日、随時、会見の模様をアップしていきます。

※提供記載のない写真は日高美恵が撮影しています。各写真の無断転載はご遠慮ください。 

2023年9月18日月曜日

10月号を入稿しました!

915日に「よせぴっ」10月号を入稿しました。

927日に発送いたします。

人気のリレーエッセイ「笑うてABC」には喜楽館支配人でABCアナウンサーの伊藤史隆さんにご登場いただいています。

10月号紙面はオフィシャルブログからパソコンやスマートフォンにダウンロードできます。紙面は9月末にアップします。ご活用ください。

紙面に掲載していましても、会が中止や延期になったり、出演者が変更する可能性があります。ご確認の上、お運びください。中止や延期情報は随時、オフィシャルブログにもアップしていきますので、ご確認ください。

2023年9月7日木曜日

「上方落語未来の名人会」(9/10)

 上方落語の次世代の名人を目指す顔ぶれが競演する「上方落語未来の名人会」が910日に大阪のサンケイホールブリーゼで開催されます。この会は上方の伝統芸能の発展を目指し、1964年から続けられてきた総合芸術祭「なにわ芸術祭」の名物企画の一つとして開催された「上方落語名人会」の流れを受け継ぐ会です。

 「上方落語名人会」は、戦後、危機を迎えた上方落語の復興に尽力し、現在の隆盛に導いた「上方落語四天王」の六代目笑福亭松鶴、三代目桂米朝、五代目桂文枝、三代目桂春団治ら大御所たちが出演し、「なにわ芸術祭」が幕を閉じた2017年まで半世紀以上にわたって歴史を刻みました。その後、2021年に五代目桂文枝門下の六代桂文枝、三代目桂春団治門下の四代目桂春団治、六代目笑福亭松鶴門下の笑福亭鶴瓶、桂米朝門下の桂米団治ら四天王の直弟子が競演する「復活 !上方落語名人会」が4年ぶりに開催され、翌2021年もベテランから若手まで、四天王の門下の落語家が顔を並べました。今年は新たに、将来を見据え、次世代の名人を目指す「上方落語未来の名人会」として開催されます。

今回は四天王の一門に加え、「林家」から四代目林家染丸門下の林家菊丸が出演。五代目桂文枝一門の桂あやめ、三代目桂米朝一門の桂八十八、笑福亭鶴瓶一門の笑福亭鉄瓶、四代目桂福団治一門の桂福丸と共に、個性あふれる落語を披露します。今回、トリをつとめるあやめは、「会場のサンケイホールブリーゼは『上方落語名人会』の会場として、上方落語四天王といった名人が出演されていた憧れの場所。今回は上方落語のさまざまな流派の落語家が集まっているので、お客さまにはその違いを楽しんでほしいです」と語っています。中入り後にはそれぞれの師匠との秘蔵エピソードを語り合う座談会も行われます。

トップの桂福丸は灘中学灘高校、京都大学法学部を卒業。古典落語を軸に、自作の新作落語を演じるほか、最近は桂あやめが作った新作「義理ギリコミュニケーション」も手掛けています。クラシック音楽とのコラボレーションなど幅広く活躍。2021年から始めた小学生のための落語会「子どもだけ寄席」が人気を呼び、全国各地で公演を行っています。

  桂福丸(かつら・ふくまる)

1978429日生まれ。兵庫県神戸市出身。20072月に桂福団治に入門。文化庁芸術祭新人賞、花形演芸大賞銀賞(2017)、第23回新進落語家競演会新人奨励賞(2018)、大阪文化祭賞奨励賞(2021)を受賞。

 

続く笑福亭鉄瓶は勢いとハートのある古典に加え、2021年から実在の人物の人生を自ら取材し、落語化した「ノンフィクション落語」で新境地に挑んでいます。日常のさまざまな出来事を語るスタンダップトーク「鉄瓶トーク」も人気。松竹芸能に所属する落語家5名のユニット「五楽笑人」でも活躍中です。

 

  笑福亭鉄瓶(しょうふくてい・てっぺい)

1978814日生まれ。奈良県香芝市出身。20012月に笑福亭鶴瓶に入門。第50回なにわ芸術祭新人賞(2013)、第71回文化庁芸術祭新人賞(2016)、第17回繁昌亭大賞奨励賞(2022)を受賞。

 

中トリは桂八十八。人間国宝だった師匠・桂米朝の芸を色濃く継ぐ実力派として、抜群の上手さを誇り、2021年に師匠・米朝の俳名「八十八」を襲名しました。 

  桂八十八(かつら・やそはち)

196414日生まれ。兵庫県尼崎市出身。198810月に桂米朝に入門して「宗助」。20218月に「八十八」を二代目として襲名。97年にNHK新人演芸コンクール新人演芸大賞を受賞。

 

 中入り後の座談会のあとは林家菊丸。多彩な演目を手掛ける中でも、女性を演じることに定評がありましたが、昨年は独演会で侍が出てくる噺三席を演じて、最後となった文化庁芸術祭で大賞を受賞しました。

林家菊丸(はやしや・きくまる)

1974716日生まれ。三重県出身。19947月に四代目林家染丸に入門して「染弥」。20149月に「三代目林家菊丸」を襲名。第41回なにわ芸術祭新人奨励賞(2004)、大阪文化祭賞奨励賞、第8回繁昌亭大賞奨励賞(2013)、第10回繁昌亭大賞(2015)、第77回文化庁芸術祭大賞(2022)を受賞。

 

トリは桂あやめ。数少ない女性の落語家のパイオニアの1人で、完成度の高い自作の新作や古典の改作で新たな道を切り拓いてきました。林家染雀との音曲漫才ユニット「姉様キングス」、宝塚歌劇好きの落語家たちと宝塚の演目を上演する「花詩歌タカラヅカ」などでも人気を集めています。

  桂あやめ(かつら・あやめ)

196421日生まれ。兵庫県神戸市出身。19826月に五代目桂文枝(当時は三代目桂小文枝)に入門して「花枝」。1994年に師匠の前名「あやめ」を三代目として襲名。「第8ABC漫才落語新人コンクール」最優秀新人賞(1987)、「咲くやこの花賞」(1996)、文化庁芸術祭優秀賞(2002)、第1回繁昌亭奨励賞(2007)、神戸市文化奨励賞(2018)、大阪文化祭賞(2022)ほかを受賞。

「上方落語未来の名人会」

9/10() 開演=14:00

料金=前3500 当4000

会場=サンケイホールブリーゼ(メトロ「西梅田」)

https://www.sankeihallbreeze.com/

出演=福丸/鉄瓶/八十八/中入り/<座談会>/菊丸/あやめ(出演順)

チケットに関するお問い合わせ=

ブリーゼチケットセンター:06-6341-8888

  

2023年9月3日日曜日

9月追加便(9月3日)

紙面に掲載されていない新規・追加開催の落語会と追加、変更のご案内です。

追加でお知らせしている会でも、急遽中止や延期になったり、代演、完売の可能性があります。お運びの際は必ず事前にご確認ください。

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9/13()

44回 桂三風の西新道亭

開演=14:00

料金=1000

会場=西新道商店街エプロンホール

(阪急・嵐電「西院」より南東へ徒歩15)

出演=三風//九寿玉

問い合わせ=西新道錦会振興組合: 075-311-0332   

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9/16()

43回 西二階町寄席~第二章~ 

開演=14:00

料金=2000 当2500

会場=姫路七福座

(JR姫路,山陽「山陽姫路」)

出演=三風(二席)/三語/笑金

問い合わせ=落語ファクトリー: 0120-874-315

https://www.nishinikaimachi.com/

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9/19()

月亭遊方の『らくだ』を聴く会

開演=18:30

料金=2000  限定30

会場=表現者工房・肥後橋セミナールーム

(メトロ「肥後橋」)

https://rental-hyogensha.com/h-access/

出演=遊方「らくだ」

問い合わせ=表現者工房: iksalonhyogensha@gmail.com

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9/30()

弥会de落語

開演=14:00

料金=2000 

会場=FLATBASE

(メトロ「肥後橋」)

https://flatbase00.com/about/#access

出演=三風/三語

問い合わせ=桂三弥株式会社: 080-7844-5175