2019年5月24日金曜日

若手噺家GP、明日発売!


天満天神繁昌亭から若手のスターを生み出そうと2015年から始まった「上方落語若手噺家グランプリ」の決勝戦が624日に開かれます。天満天神繁昌亭が6月に改修工事で休館するため、決勝戦は大丸心斎橋劇場に会場を移して開催されます。

これまでの「上方落語若手噺家グランプリ」受賞者
1回 優勝=桂吉の丞  準優勝=笑福亭べ瓶
2回 優勝=笑福亭たま 準優勝=笑福亭喬介
3回 優勝=桂米輝   準優勝=笑福亭喬介
4回 優勝=桂ちょうば・桂三度(同点優勝)

今回は上方落語協会に所属する2001年から2015年に入門した若手37名がエントリーし、4月に天満天神繁昌亭の夜席で4夜にわたって予選会が行われました。各回の上位2名と敗者復活で選ばれた1名の計9名が本選に挑みます。予選の持ち時間は810分でしたが、本選は1113分。在阪各局のプロデューサーやディレクターが審査をつとめます。

513日に会見が開かれ、9名の出演者のうち、桂雀太、笑福亭喬介、桂小鯛、露の紫、桂華紋、桂二葉の6名が出席しました。(桂佐ん吉、笑福亭べ瓶、桂三四郎は欠席) 舞台上で出演順を決める抽選が行われました。桂米団治上方落語協会副会長と予選の審査を行った桂米二が欠席者に代わってくじを引きました。



左から米団治、二葉、華紋、紫、小鯛、喬介、雀太、米二

じゃんけんでくじ引きの順を決定

華紋が1番のくじを


出演順は華紋、佐ん吉、二葉、紫、雀太、喬介、三四郎、小鯛、べ瓶に決定。

トップの出番を引いた桂華紋は「予選も1番でした。出演順は気にしないでおこうと。今年、兄(「おせつときょうた」のおせつ)が漫才協会の新人大賞をとったので、兄弟で(賞を)取れれば」、露の紫は「師匠から(占いで)今年はブルーがいいと言われています。着物なり、小物なり、それ(ブルー)に頼ります。精一杯頑張りたいです」、5回目の決勝戦出場となる桂雀太は「私クラスになりますと、毎回決勝戦にあげさせてもらっています。私以外の8人との戦いではなく、私自身との戦いと思っています」と各人がそれぞれ意気込みを語りました。




前列左から桂華紋、桂雀太、笑福亭喬介、後列左から露の紫、桂小鯛、桂二葉

チケットは525日に発売。




 「第5回 上方落語若手噺家グランプリ決勝戦」

6/24() 開演=18:30
料金=前2500 当3000(全指)
※前売りで完売した場合は、当日券は販売されません。
会場=大丸心斎橋劇場(メトロ「心斎橋」、大丸心斎橋店北館14F)

出演=華紋「阿弥陀池」/佐ん吉「盗人の仲裁」/二葉「真田小僧」/紫「手向け茶屋」/雀太「粗忽長屋」/〈中入り〉/喬介「七度狐」/三四郎「かずとも」/小鯛「二日酔い」/べ瓶「相撲場風景」(出演順)

※ネタも決まりました!

問い合わせ=上方落語協会:0663547727